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help リーダーに追加 RSS 電脳コイル 第20話

<<   作成日時 : 2007/10/14 22:04   >>

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 「始まり」から。


 人型イリーガルに囲まれたヤサコちゃんたち。彼女たちを助けたのはオバチャンとメガばあでした。オバチャンのペット、サッチーが辺りの古い空間を一掃してくれた。

 ヤサコがイリーガルに触れられた瞬間フラッシュバックした映像たちが、この先の物語の上での未来であり、彼女の紛れもない過去であったのだろうな。

 サッチーが狭いところをぴったりに体を曲げて家に入り込んできたところは、心強かったなあ。今まで散々邪魔されてきただけにあの顔がより愛らしく見えた(^.^)


 オバチャンがヤサコ、イサコたちを止めようとしていたのは、それが仕事だったから、ではありませんでした。むしろ彼女のやるべきことを、仕事にしていただけで、すべては彼女が引き起こした世界だった。だからこそ彼女は自分の手で、終わらせようとしていました。
 これ以上の被害者を出してはいけないという自責の念。それが彼女をここまで動かしていた願いでした。
 恐らくオバチャンがやらなくとも、誰かが行き着いた道。たまたまオバチャンが最初に開いてしまっただけのこと。それはわかっていながら、彼女は自分のしたこと、ということに対してに責任を持っていたのだろうな。


 すべては4年前。彼女が導き出した方法により、電脳体が体から分離する現象を引き起こすことに成功した。その現象が「電脳コイル」。
 あの人型イリーガルは"最初のイリーガル"であり、未知なるCドメイン、「コイルドメイン」から来ている。みちこさんのみちは「未知」そのままだったんだなぁ。

 オバチャンは過去、キラバグを集め異界への通路を開いていた。結果、その時数名の子供が意識を失い、彼女自身の身も危険に晒された。けれどそこをメガばあが、己の記憶が大方吹っ飛ぶという犠牲を払いつつ、助けてくれていました。
 メガばあはだからまたあの歳でも若くいられている気がしたw


 オバチャンが下した物理フォーマット命令。発動までの10分間。その間でヤサコは自らイリーガルに触れられることによって、電脳体を分離。再び「異界」へと足を踏み入れました。
 そしてイサコの力を借りて見事ハラケンを救いだし、自分も何とかフォーマット直前でこちらの世界へと戻ってくることが出来ました。

 あの物理フォーマットは強力過ぎだったなぁ。どうみてもファンネル同士の戦いで(^_^;) サッチーたちがかなり押されていた。途中イサコも自ら出てきてくれてフォローしてくれていました。彼女は彼女でやはりもうかなりの能力者だったことが改めてわかった。


 異界でヤサコはカンナの言葉をすべて、ハラケンに伝えていた。彼女のハラケンへの想いはやはり、ヤサコが思っていた通りであり、ハラケンの気持ちもやはり、思っていた通りでした。

 ここのシーンは本当に良かったです。一体ヤサコはどんな気持ちでカンナの告白を彼に伝えていたのか。そう思うととても締め付けられる思いでいっぱいでした。

 そして彼もまた彼女に応えていて、それでもヤサコは最後に彼に告白しました。ずるいかも、と過ぎったのかもしれない。でもそれでも、カンナがもういないことには変わりなく、彼女は託してくれたようにも見えた。だからこそ、彼女はあの場でいうしかなかった。

 心で思っていた気持ちが決して一つや二つではない。様々な思いの中、悩んで出た言葉と表情と行動が、見事に描かれていたと思います。この作品の力でした。


 これでハラケンのお話は一応の決着がついたのかな。次からはイサコが感じ取っていた違和感。第三者の目。そちらに焦点が当たっていきそうでした。

 とにかく釘付け。ただ一点でした(^_^;) どこを見ても素晴しい作品としか言いようがないと思います。もう既に、この作品を見ることができてよかったと思う。

 次回は赤ではなく黒のオートマトン。あの四角いのだ。あいつの力はハンパなかったなぁ。

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