ハチミツとクローバー 第19話

「ほんとうに好きなら、幸せを祈れるはずなのに」

あゆちゃんがずっと前から思ってはいたけど、口にはしてこなかった気持ちと言葉。
真山への好きだって気持ちがどれほどのもので、自分の中にどれくらい入ってきているのか。
その大きな観覧車はただただ夜の闇に大きく輝いていて、音もなくさびしげでした。


野宮さんが車の中で、あゆちゃんの心の中を全部見たかのように代弁してくれた。
自分からは一生誰にも言うことはなかったんじゃないか、ってくらい底の方まで浚われたように。

野宮さんがやりたかったことはたぶん、もっと自然になってもらいたいって、
真山にもあゆちゃんにも思ったからじゃないかな。
ただの興味本位、ほんとにあゆちゃんが好きになったのかもしれないけど、
その余裕はただの大人の余裕とは違って見える。
真山のいうとおり、彼は世の中のルールとは別なルールで動いているように見えます。

それは演じているように、とも捉えられると思う。
彼はこの世の中で「彼」を演じている。そんな感じもしました。。


あゆちゃんが泣いてるのを見ても、話は続ける。
あゆちゃんの真意がそこに必ずしもすべてあったわけじゃないかもしれない。
けれどそう考えられることも十分できる、
そういう状況に今ある、ということをあゆちゃん自身気づかされた。

だから涙が流れて、本音を言えた。

あの時、真山とふたりで観覧車に乗っていたあのとき、
あの時間が自分の中でひとり、最大だと思い込んでいた。
だからそれ以上を彼に望めなかったし、それ以下にもなりたくなかった。

「ほんとうに好きなら、幸せを祈れるはずなのに。
                       ほんとは、壊れちゃえばいいって、ずっと、ずっと・・・」

彼女は、あゆちゃんは女の子でもあるし、ひとりの女性でもある。
好きなら、相手の幸せを祈れるはず。
そんなこと自分の恋が終っていないとできない。絶対にできない。

わかっていた。知っていた。なら。。
ここで留まっていることに意味はないから、先に進まなければ一生抜け出せない。
野宮さんがやりたかったのはその不自然さをただ流れに戻してあげたかったんじゃないかな。


進めそうなお話でした。
あゆちゃんができなかったことを、野宮さんが無理やり(^.^)押し出してくれた。

あ、あとあゆちゃんの顔がいつもと違う場面が。。
え、演出ぢゃないよね(^.^)


次回は竹本君が進む番かな。
それぞれひとつずつ答えが、ずっと先にあるのかもしれないけど
答えが見えてくる。そんな終わりでもいいかな。

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