ノエイン もうひとりの君へ 最終話

無限の可能性こそが、未来そのもの。


今期終わるのがもっとも悲しいのはこの作品。
最初から最後まで真っ向勝負で完成された作品は、
かなり久々に燃えるものが全編感じられました。
シャナよりむしろこちらを映画で見たいなと思った。
戦闘シーンとかかなり迫力あるものをまた描いてくれそうで。
もちろんラストの戦闘も尋常じゃなかったなぁ。
巨大化とかほんと燃えるw やっぱりアトリが全部持っていったよ(^.^)


集束し始めていた無限の時空は、
ラクリマ、シャングリラ、現代の時空、
どれもがひとつになることとなり、ウロボロスは発現した

とにかくアトリがいなかったら何もかも終わっていたことでしょう。
彼が遊撃艇を押さえてくれたからこそ、カラスを助けからこそ、
彼の優しさと、仲間を思う気持ちと、諦めない願いがあったからこそ、
全時空は救われたといっても過言ではない(^.^)


「選択肢のない未来は、崩壊し消滅する」

未来には無限の可能性があるという考えではなく、
無限の可能性があるからこそ、未来がある。
この考えが作品の根底にありました。


観測者を擬似的に作り出すことにって存在を確定するのではなく、
「人を人が」認識すること、互いに分かり合うこと。
たったそれだけのことで、存在は容易に確定することができる。
無意識に行っていたそのことこそが、
失われていった存在と時空を取り戻すための手段でした。

「人は存在を認識することで、それを確定できるんだよ」

このトビ君の言葉こそが、この作品の最大点で、
ここでもう、九割くらい物語は完結していたな。
もうここですべてにありがとうです(^.^) 最高でした。
あとはもう突き抜けるだけの終わりへの道。


光る巨人をすぐにアトリだとわかったミホに愛を感じたし、
「アリエネェ」しか台詞がなかったと思う雪恵ちゃんw
重なり合う時空での郡山さんの可能性。
どこまでもスタイルが維持されていたなぁ。


ノエインの心の中に封じられていた、
あの時空のユウの記憶の中に封じられていたのは、
「ユウの記憶」であり、ノエインの記憶ではなかった。

ユウはあの事故の後、ちゃんと乗り越えていました。
忘れることなく、悲しみを悲しみとして受け入れ立ち上がっていました。

だからユウは、ノエインにはならない。

ユウ君、最後の、本当の最後で時空を救えた。
何よりも"彼が、彼であること"を守り通せた意志に、力がありました。

「おいで、ハルカ。一緒に帰ろう」


存在を保つことができた者が、いるべき時空へと戻り、
すべて時空も消失から免れることができました。


アオイユキ。そしてシロイユキが函館に降り積もる頃、
ハルカちゃんたちは着実に歩いていました。
その先には無限の可能性がきちんとあって、
そこにはきちんとみんなが存在していた。

失われた命は、正確には失われたとはいえないのだろうな。
無限の未来がそこにあるのだから、必ずまた会えるといえるのかもしれない。



どこまでも完成された物語となっていました。
見たいものが見れたと思うし、伝えるべきテーマも明確でした。
何をとってもよかったとしか今はいえないです。センスも大好きでした。

こういう作品はそう何回も見ることはできるもんじゃないし
ましてやここまでの完成度でできあがることも正直ほとんどないよなぁ。
今期正面勝負で見事打ち勝った作品の一つと思います。


存在と認識と未来と可能性。

ハルカちゃんたちの未来が、
今まさに始まったところで、物語は終わってしまいました。
これから訪れる出来事がわからないからこそ不安であって、期待になる。
感じ受けることが結構大きいものでした。

見ることができてこの作品もほんとよかったし、
1話から24話まですべてがおもしろかったです。

ある意味この作品の可能性こそが、まだまだこれから、って感じもした(^.^)
この先ってもうないのかなぁ。

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