甲虫王者ムシキング ~森の民の伝説~ 最終話

生命と、生きるということと、命の輝き。
そして選び取った運命。それがポポ君の光でした。

アニメの最終回を立て続けに見るのは、実際心体ともによくないw
どの作品も最大限の力を注ぎ込んできてくれるものだから、
当てられないわけがなくて(^.^) この作品もまさにその力が漲っていました。


ポポ君は船を止め、セランは自分の運命を見つけることとなった。
なんか勝手な想像なんだけど、
この終わり方、相当考えられたんじゃないかなぁ。
容易にここまでには辿り着けない気がしました。

セランで最後すべてを収めるというエンディングは、
感慨深いものがありました。
彼女が探してきた答えが、
たとえ本当にそこにあったのだとしても、哀しかった。
まるで彼女がすべてを背負ってしまったかのようで哀しかったです。
でも物語としては最高な終わり方の一つになっていました。
だから考え抜かれたものじゃないかな、って。


どこかへ行くために旅をしてきたわけじゃない。
帰るために、取り戻すために、ポポ君は旅をしてきた。

運命はただ一つ、「生きる」という言葉だけを残しまた動き出しました。
すべて受け止められたよ。彼らが選んだその道が未来だということ、
彼らが選んだその道こそが運命だということ。伝わってきました。


OPをカットし、そのままAパート終了まで繋いできてくれたことも、
ラストのあまりにかわいいパムも、作品全体のクオリティも最高でした。
まさか!?、と思うことがこの作品には非常に多かったなぁ。


この一年、ムシはとても嫌いながらw、見てこれて本当によかったです。
ある意味「ムシキング」という商品に対してよりも、
「甲虫王者ムシキング ~森の民の伝説~」という作品に対して、
感動できるものが、伝えなくてはいけないものがあったと思う。
なんていうか、この先何度でも再放送を繰り返してもらいたい(^.^)


生きる上で、すべてが救われることなんてなくて、
喜びと悲しみがあって、初めてそこに未来が生まれる。
失うこともあるし、得ることもあるから、だからそこに次の未来が生まれる。

ポポ君に課せられた森の守護者という大いなる運命は、
彼を優しく受け入れて、時には辛くはね除けて、
壁となり、立ち塞ぐこともあった。

それでもポポ君のひたむきな森を守るという思いが、
運命に打ち勝つことができました。
かけがえのない出会いと、別れ、仲間、家族。
守るべき森、そしてムシたち。


もう最後はアダーを食い止めてハッピーエンドだと思っていたのに、
最後の最後までこの作品は本気でした。
本気で物語を創ろうという熱意が伝わってきました。


昨年春からの4クールものとしては今期ゾイドに次ぐ最終回で、
残りはエウレカだけとなってしまったけれど、
このムシキングは正直物語としての完成度はゾイドより好きだったな。
世界観とテーマが明確で、何よりも美しかった(ときが多かったw)


セランの笑顔は泣きそうになりました。
最後のポポ君とパムのかわいさは、寂しさを倍増させましたw
チビには安心しました(^.^)

一年見てこれてよかったです。
派手さはなかったかもしれないけれど、
間違いなく自分の中では名作といえる作品となりました。

この記事へのコメント

2006年03月31日 05:26
とうとう、ムシキンも終わってしまいましたか…。
いやぁ長いようで短かったような本作でしたが、まさかセランがあの様な結末を迎えてしまうとは…ソーマ様も、さぞかしこれは複雑な心境だったはず…。
でも最後はチョークもデュークも生き返った様で本当に良かったです。

 そして、ポポとパム。パム、「私まだ知らないの。森で生きる暮らしを」と言ってましたが、あの表情や仕草を見ても、本心ではきっとポポが愛しくてたまらずつい飛び出してしまったからでしょう…多分(ぇ
何はともあれこの2人なら近い将来、幸せな家庭を木築き上げられそうな気がします(ぉ


アニメは終わっちゃいますが、ゲームはこれからも続く様なので、人気が出れば再びアニメ化されそうな気もしますが、その時は全く新しい世界での作品なっちゃうかも…!?
そうなると、このお話の続きは「視聴者のご想像にお任せします」と言った感じになりそうです(ぇ)

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