半分の月がのぼる空 最終話

彼女と出会ったことが彼の運命の中で、
最も尊く、最も幸せな時でした。


先生は自分と裕一との境遇を重ね合わせ、
自分にとって選んだ道は最悪だと思っていた。
同じ道を歩んでしまった裕一もまた、最悪な道へと進むと。

けどじゃあ彼女はどうだったのか?

亜希子さんが先生に話した言葉すべてが、
この作品のすべてだったんだろうな。
その考え方はたぶん多かれ少なかれ、
男女の違いがかなり大きいとも思いました。

残された者は耐えるしかない。
簡単なことじゃないけど、それのどこが辛いというんだろう。
自分は今どうして痛みや苦しみを感じられることができるのか。
どうして幸せな気持ちや、悲しい気持ちになれることができるのか。
何よりも生きているからに決まってる。

生きているということが簡単なことじゃない、ってことなんて、
先生は知っていたはずです。なら耐えることのどこに辛さがあるんだ。

自分の幸せだって大事だし、相手の幸せも大事。
どちらも大事なのは当たり前であって、だから好きになった。
大切なのは瞬間瞬間にその気持ちを忘れずに守っていくことだと思う。

裕一君はそのことにちゃんと気づいていた。
何が一番「自分にとって」ではなく、「二人にとって」大切なことなのかを。
だから彼が選んだ道は失うことは何一つなく、得るものしかありませんでした。
残された時間がもうあと僅かとか、
そんなのはどうでもいいことになるくらいに。。

二人が限りなく最大に一緒にいること。
それが二人の、最後まで持ち続けることのできる倖せでした。


訴えかけてくるいくつかの部分が、
どこかで見聞きしたような部分が多かったな、と思っていましたが、
ラストの亜希子さんの言葉ですべてが救われた。
彼女の存在は非常に大きかったです。
同時に小平さんの力にもかなり引き込まれました。素晴らしかったです。


何か最終回の後半はすべてがエピローグな、
映画のような、そんな終わり方でした。TVっぽくない(^_^;)
とにかくEDがきれいで美しかったです。


彼らが選んだ生き方は、彼らのもので、
何よりも倖せに彼らの時間を生きていくんだな。

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