蟲師 最終話

今回でこの作品もおしまい。
終わり、というよりは一旦お休みって感じかなー。
あらゆる面に美しさが見えた、文句なしな作品でした。


蟲師という職があり、その職に付随する職もある。
以前の郵便屋さんのように、光脈筋を渡り歩いていた彼らもまた、
蟲師への情報提供者として各地を渡っていた。

沢はその不思議な一団の中にいた、
自分と歳が近い少年、イサザと近しくなりました。

沢にとってイサザの話はどれも珍しくおもしろく、
イサザにとっての沢の何でもない里の話がおもしろくもあり、必要だった。

イサザにとって沢は友達、という枠には入っていなかったんだと思う。
まるっきり、というわけでもなかったとは思うけれど、
イサザにとっての彼の存在は、
彼が思っていた友達とはかなり差があったんだと思う。

光脈筋が里から離れ、里は山の噴火に見舞われ、山の主は去った。
それでも沢は里のためなんとか山の姿を取り戻そうと努力していた。

イサザと別れて十数年。
その里で原因不明の病が流行っていた頃、ギンコは現れました。
彼の口から「イサザに言われてここに来た」という名前を聞いた瞬間、
沢はどんな気持ちになったことだろう。

あの時、自分は見捨てられたと彼を少しは恨んでいたかもしれない。
光脈筋が離れていってしまったからといっても、
あれから一度も会っていなかったように見えました。
きっともう忘れてしまっているんだろうと、
数年前には諦めてしまっていたのかもしれない。

けれど彼は忘れてなんかいなかった。
里のため、沢のため、覚えておいてくれていた。
それが例え彼の生業の一端に過ぎなかったにせよ、
沢は嬉しかったんだろう。
「これでいい」と最後に言った沢のその顔は清々しいものでした。


ラストでのキャストも、もちろんよかったです。
伊藤美華さんは存じ上げない方、、と調べてみたらフリクリに出てると?
フリクリ押し入れの中に入れてしばらく見てない。。
役名見てもキャラ絵が思い出されない(^_^;) 引っ張り出そうかな。。
イサザ役はあみすけ。
あみすけは大好きですが、正直言って
ずっと台詞の少なかった沢城さんの方が、力を感じました。
お二人ともまだ相当若いので(^_^;) 本当に素晴らしいというかすごいです。
だからまだまだこれから先聞くことが出来るということ。幸せです。


最終話にして蟲らしい名のついた蟲は一匹も、でしたが
若干慣れてきた自分が何様だよ、って気がしてきた。
「これが普通」とは決して思って欲しくない作品の一つです(^_^;)
だからこそまた見たくなる。期待してしまう。

これほどユニークなストーリーを描けるのだから、
まだ相当蓄えていらっしゃるんじゃなかろうか。
時代や世相とは逸脱しているからこそ、何年、何十年経っても、
この作品は残り、評価を受け続け、その度に絶賛されることと思います。

見終わって最後に思ったは「あー、また絶対みたい」ってこと。
来年とかでいいんで是非また感動させてほしいです。

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  • 蟲師 第26話

    Excerpt: ついに最終回がやってきました。 本当に最後の最後まで、サイコーのクオリティーを保ってくれました。 本当に素晴らしい作品でした。 最終回となるこの26話・・・ギンコの登場はそれほど多くありませ.. Weblog: こじこ脳内 racked: 2006-06-23 22:42
  • 【感想】『蟲師』第26話「草を踏む音」 on BS-FUJI

    Excerpt: 今回は最終回ということで、TBさせて頂きました。 宜しくお願いします。 Weblog: 『遍在 -omnipresence-』 racked: 2006-06-25 00:32
  • 蟲師第26話「草を踏む音」

    Excerpt: まあ、冒頭の1分見ただけでも、霧の描写のすごさには肌が粟立ちましたよ。何でこんなすごいアニメがこれで終わってしまうかなあ。まあ、あまりにも大変、というのはあるのであまり無理はいえませんが Weblog: 蜂列車待機所日記 racked: 2006-06-25 02:17