シムーン 第24話
選ばなかったことで、選ばれた。
その悲劇をもう二度と生まないために、彼女は選んだ。
一つひとつ、それぞれに答えが出てきました。
どれもがそこで終わり、という答えではなく、
さらなる一歩を踏み出すための答え。
ユンの泉での選択は「やはり」という気持ちが大きかったなぁ。
彼女にはパルがいないということ、一人見ている世界が違うということ。
アーエルやネヴィリルとも近しいところまで行っていながら
やはり新たな世界を目指すことはしなかった。
けれどパラ様たちのように性別を選ぶことも、
本当は最初から選択肢の中にはなかったのかもなぁ。
いざ、となれば「オレ」キャラだから男を選んだんだろうけど(^_^;)
あの超絶美少女を失うのは心痛いものがあったからな、
そういった意味でw 素直に静観はできました。
選ばなかったことで用意されていた席は
選んだ方がよかった、そう端からは見えるものでした。
最期を考えてしまうとやはり選ぶべきだったのだと思う。
でもユンはそのオナシアを目の前で見て尚、その道を選んだ。
一言二言で言い表せるものじゃなかったなぁ。。
消えていった仲間のため救いたいと願ったユン。
「自分にしか救えない魂があることに、気づいたんだ」
オナシアはすべてを見据えていたのだろう。
けれど最終判断までは、本当にわかってはいなかったんだと思う。
その「選択」に行き着くところまでがわかっていたことで
最後どちらを選ぶかは、ユンに委ねられていたとは思う。
導いたといえば導いていたし、
彼女の意思がなかったかといわれるとそれもはっきりとはいえない。
オナシアさんはやはり"消えた"という認識でよいのだろうか。
消失による解放が彼女の最期だったんだろうか。。
あの瞬間にユンちゃんがいてくれたことが奇跡だったのか。
それともユンちゃんが来てくれたから、彼女は消えることが許されたのか。
そもそも彼女は性別を選ばなかったことで得たことよりも、
後悔の念の方が強かったのか。そもそもなぜ選択をしなかったのか・・・。
「貴女は、綺麗だ・・・」
ユンちゃんに抱きしめながら泣いていたオナシア様。
彼女の罪は償い切れたといえるだろう。
だからこれから歩むユンちゃんの将来は、決して彼女と同じではない。
選ばなかったことで行き着いた道ではなく、
彼女は「その道を」自ら選んだ。だからオナシア様と同じではない、よね。。
見返したくともきれいに消去してしまったんでw
見落としを補完出来ないのがちょっと悔しい感じです(^_^;)
パラ様の回くらいまでは結構把握出来ていたと思っていたんだけど
全然でした。。 わかりにくい難しさではなかっただけに、
もう一度見たいという気持ちになってしまった。。レ、レンタルかな(汗)
さらに今回はカイム・アルティ姉妹にも一つの答えが見出せました。
てっきり放置されて終わると思ってた。ごめんなさい、アルティ・・・。
最初からあーやって怒鳴りあっていればよかったんだよね。
兄弟姉妹。ケンカするのは子供といわれて仕方ないけれど(^_^;)
それで深まる絆、気づくこと、見えることは多いよ。
ほとんどが「後になってから」わかるんだけど。
「過ちを許すこと。許されること。
それができるなら私たちは性別を選んでも、きっとシヴュラにいられる」
パラ様の最後の言葉は痛く伝わってきました。
許しが救いに変わることは極めて多い。
人は過ちを犯してしまうものだから、
だからそれを償ったときには、許してあげなくてはいけない。
変えられた己の人生は、もう戻らない。
けれどその相手の人生は、自分のこれからの人生は
どちらも「未来」に他ならない。ならば、許さなくてはいけない。
簡単には口にできない言葉でした。
まさに尊敬に値します、パライエッタ様。敬服致します。。
そして最後の最後にきて、ネヴィリルさんはアーエルに告白。
違う世界にいってしまったアムリアに会いたいのも本当の気持ちだし、
アーエルのことを心から好きになったということも本当の気持ち。
けれどただ、伝えたかった。
アーエルのいうとおり、確かにいきなりでした。わかんないよ、ね。
でも顔は赤くなったし、胸も痛くはなった。
それだけわかればもう十分なのかも。
ワポーリフの胸の話が劇中で触れられていました。
ラジオで聞いて以来、かなり注意深く「ワポーリフの胸」はw
見ていたんだけどイマイチわからんかった・・・。
今回のは明確だったけど(^_^;)
コール・テンペストは解散を言い渡されたと思いきや、
今度はみんな泉に行きなさいと命じられる始末。。
今までの恩を仇で返すということか。。
いっそのこと全員でリ・マージョンしちゃえば消し去れる・・・。
落ち込んだ雰囲気だからこそ、フロエの明るさは際だっていた。
どんなときも、フロエはフロエでした。欠かせない存在でした。
いざ泉へ、という直前、みんなでダンスしていたところはもういいやw
きっとみんな踊りたかったんだね。
パラ様の描いていた絵はラストまでには見れるとして、
それぞれがそれぞれのやり方で自分へのケジメをつけて、
そして泉までは列車で。
あんな楽しげなシーンを見るともう涙が出そうでした(>_<)
終わりが確実に近づいていると手に取るようにわかる・・・。
最後、泉でユンを見たみんなの驚きの表情はごもっともでした。
こうしていよいよ最後を迎えるのかと思うと、
第一に思うこととしては、本当に濃い作品だったなぁってこと。
百合とかそんな華やかなところは一切無く、
戦争を戦争として描こうという点が数多く見えたし、
重さを重くそのまま、それでも彼女たちの生き方、生き様が
この長さでかなりきちんと描かれていたと思う。
特に音楽が効果を発揮していたシーンは多かったと思いました。
独特のあの世界に、きちんと合っていた独特の音楽。
あー、良いところしか思い出せんw
ユンは性別を選ばず、オナシアの立場に立ち泉へ。
パラ様たちは性別を選ぶために、彼女の泉へ。
そしてアーエルとネヴィリルはどちらも選ぶことはなく、新世界へ。
永遠の今へ。
次回 「パル」
焦点はアムリアでいいでしょうか?(もう・・・)
その悲劇をもう二度と生まないために、彼女は選んだ。
一つひとつ、それぞれに答えが出てきました。
どれもがそこで終わり、という答えではなく、
さらなる一歩を踏み出すための答え。
ユンの泉での選択は「やはり」という気持ちが大きかったなぁ。
彼女にはパルがいないということ、一人見ている世界が違うということ。
アーエルやネヴィリルとも近しいところまで行っていながら
やはり新たな世界を目指すことはしなかった。
けれどパラ様たちのように性別を選ぶことも、
本当は最初から選択肢の中にはなかったのかもなぁ。
いざ、となれば「オレ」キャラだから男を選んだんだろうけど(^_^;)
あの超絶美少女を失うのは心痛いものがあったからな、
そういった意味でw 素直に静観はできました。
選ばなかったことで用意されていた席は
選んだ方がよかった、そう端からは見えるものでした。
最期を考えてしまうとやはり選ぶべきだったのだと思う。
でもユンはそのオナシアを目の前で見て尚、その道を選んだ。
一言二言で言い表せるものじゃなかったなぁ。。
消えていった仲間のため救いたいと願ったユン。
「自分にしか救えない魂があることに、気づいたんだ」
オナシアはすべてを見据えていたのだろう。
けれど最終判断までは、本当にわかってはいなかったんだと思う。
その「選択」に行き着くところまでがわかっていたことで
最後どちらを選ぶかは、ユンに委ねられていたとは思う。
導いたといえば導いていたし、
彼女の意思がなかったかといわれるとそれもはっきりとはいえない。
オナシアさんはやはり"消えた"という認識でよいのだろうか。
消失による解放が彼女の最期だったんだろうか。。
あの瞬間にユンちゃんがいてくれたことが奇跡だったのか。
それともユンちゃんが来てくれたから、彼女は消えることが許されたのか。
そもそも彼女は性別を選ばなかったことで得たことよりも、
後悔の念の方が強かったのか。そもそもなぜ選択をしなかったのか・・・。
「貴女は、綺麗だ・・・」
ユンちゃんに抱きしめながら泣いていたオナシア様。
彼女の罪は償い切れたといえるだろう。
だからこれから歩むユンちゃんの将来は、決して彼女と同じではない。
選ばなかったことで行き着いた道ではなく、
彼女は「その道を」自ら選んだ。だからオナシア様と同じではない、よね。。
見返したくともきれいに消去してしまったんでw
見落としを補完出来ないのがちょっと悔しい感じです(^_^;)
パラ様の回くらいまでは結構把握出来ていたと思っていたんだけど
全然でした。。 わかりにくい難しさではなかっただけに、
もう一度見たいという気持ちになってしまった。。レ、レンタルかな(汗)
さらに今回はカイム・アルティ姉妹にも一つの答えが見出せました。
てっきり放置されて終わると思ってた。ごめんなさい、アルティ・・・。
最初からあーやって怒鳴りあっていればよかったんだよね。
兄弟姉妹。ケンカするのは子供といわれて仕方ないけれど(^_^;)
それで深まる絆、気づくこと、見えることは多いよ。
ほとんどが「後になってから」わかるんだけど。
「過ちを許すこと。許されること。
それができるなら私たちは性別を選んでも、きっとシヴュラにいられる」
パラ様の最後の言葉は痛く伝わってきました。
許しが救いに変わることは極めて多い。
人は過ちを犯してしまうものだから、
だからそれを償ったときには、許してあげなくてはいけない。
変えられた己の人生は、もう戻らない。
けれどその相手の人生は、自分のこれからの人生は
どちらも「未来」に他ならない。ならば、許さなくてはいけない。
簡単には口にできない言葉でした。
まさに尊敬に値します、パライエッタ様。敬服致します。。
そして最後の最後にきて、ネヴィリルさんはアーエルに告白。
違う世界にいってしまったアムリアに会いたいのも本当の気持ちだし、
アーエルのことを心から好きになったということも本当の気持ち。
けれどただ、伝えたかった。
アーエルのいうとおり、確かにいきなりでした。わかんないよ、ね。
でも顔は赤くなったし、胸も痛くはなった。
それだけわかればもう十分なのかも。
ワポーリフの胸の話が劇中で触れられていました。
ラジオで聞いて以来、かなり注意深く「ワポーリフの胸」はw
見ていたんだけどイマイチわからんかった・・・。
今回のは明確だったけど(^_^;)
コール・テンペストは解散を言い渡されたと思いきや、
今度はみんな泉に行きなさいと命じられる始末。。
今までの恩を仇で返すということか。。
いっそのこと全員でリ・マージョンしちゃえば消し去れる・・・。
落ち込んだ雰囲気だからこそ、フロエの明るさは際だっていた。
どんなときも、フロエはフロエでした。欠かせない存在でした。
いざ泉へ、という直前、みんなでダンスしていたところはもういいやw
きっとみんな踊りたかったんだね。
パラ様の描いていた絵はラストまでには見れるとして、
それぞれがそれぞれのやり方で自分へのケジメをつけて、
そして泉までは列車で。
あんな楽しげなシーンを見るともう涙が出そうでした(>_<)
終わりが確実に近づいていると手に取るようにわかる・・・。
最後、泉でユンを見たみんなの驚きの表情はごもっともでした。
こうしていよいよ最後を迎えるのかと思うと、
第一に思うこととしては、本当に濃い作品だったなぁってこと。
百合とかそんな華やかなところは一切無く、
戦争を戦争として描こうという点が数多く見えたし、
重さを重くそのまま、それでも彼女たちの生き方、生き様が
この長さでかなりきちんと描かれていたと思う。
特に音楽が効果を発揮していたシーンは多かったと思いました。
独特のあの世界に、きちんと合っていた独特の音楽。
あー、良いところしか思い出せんw
ユンは性別を選ばず、オナシアの立場に立ち泉へ。
パラ様たちは性別を選ぶために、彼女の泉へ。
そしてアーエルとネヴィリルはどちらも選ぶことはなく、新世界へ。
永遠の今へ。
次回 「パル」
焦点はアムリアでいいでしょうか?(もう・・・)
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