N・H・Kにようこそ! 第19話

小林さんのその身の上、
とても他人が声をかけられるような状況ではなかった。
けれど、けれど青い鳥は。。

すべては回らないときは回らないし、回るときは回るもの。
それを物語で見せてくれたこの作品には一つ、見えたものがありました。

「でもひょっとしたら」

彼女も、彼女の兄もそれがすべてでした。
そう考えなければとても現状を生きていけるものじゃなく、
どう説明できるのか。誰に弁解するのか。何を恨めばいいのか。
全く持って闇の中。

何一つ縋れるものはなく、小林さんの兄はまるで知った風な口調で
彼を諭そうとした達弘さんに対しチャットでの会話をしてきた。
そこで彼はとても冷静に今の自分を見つめていることを告白した。

ちゃんと今自分がどういう状況下にいるか、
どうすればそこから脱せられるかもわかっていた。
ただどうしても動けなかったのは、変化による恐怖でした。

変わることを望み進める人と、恐る恐る進む人。
彼のように一歩を踏み出せない人もいる。
今を変えると、今考えも及ばないことが起きる可能性が
飛躍的に高まってしまう。
その状況の変化に自分は耐えられるだろうか。
予期せぬ自体に自分はちゃんと対処できるだろうか。

そんな不安をリスクとして捉えてしまったら、
一歩どころか、どうすれば足を前に出せるのかすらわからなくなってしまう。

「いつか良い方向に突然、転がり出すかも知れない」

一切の根拠なきその想像は決して希望とは呼べない。



見ている側の人の状況によっては受ける印象は
極めて異なる作品なんだと思いました。
当初、こういう風に本当の意味で"リアル"と感じられるかは
正直そんなには期待していなかったんだけれど
他人、世間の真実がどうかはわからない。
でもわからないなりに受ける、感じることは予想以上に大きかったなぁ。



Bパートは一転して、いつものw 達弘さんに戻りました。
まだゲーム作ってたんだよね。
ほんと山崎君はちゃんとした社会人になれるよ(^_^;)

あのマルチ騒動から数週間、
達弘さんはすっかり岬ちゃんに飼い慣らされておりました。
なんて羨ましいことなのでしょう(笑)心に由依さんの声が染み渡る。

そして事態はあのマルチの会社に警察の手が入ってから
まさに文字通り急展開を見せた。

小林さん兄の言っていたサプライズ。
奇しくもそれを引き起こすきっかけがそのマルチであり
彼は奇跡的にやり直すことができていました。
さらに本当にまたすべてを失った小林さん自身にも
何度目かはわからない。でも今回だけは以前とは違うと信じたい。
そう願いたい、小さな希望が見えたような気がしました。


ある種これも答えの一つであると実感できるお話で、
出来すぎた話に見えるけれど、有り得ない話には見えなかったなぁ。
何が起きるかわからない。という彼らが一貫して思っていた夢。
希望とはとても呼びたくもないその願いは
まさに「生きていたから」叶った。たったそれだけじゃなかったのかな。


冒頭、やけにカクカクでしたんだけど、もうどうでもよかったw
表向き演出として受け止めます(^.^)
ほんと最終回でもよかったのでは?という作りでした。
物語とはいえ、小林兄妹本当によかったって心から思えたから。
さらに初めて、一ヶ月くらい経って初めて由依さんの新EDが
作品に合っていると思えるお話でもありました(^.^)


次回からは冬コミへ向けての続きのお話。
みたいだけれどまたまた急展開。
飽きないという意味では飽きないです(^_^;)

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