Kanon 第23話 「茜色の終曲 ~finale~」

 「ボクの最後のお願い」

 雪の中祐一君を助けてくれたのは、昔隣に住んでいた沢渡真琴さん。彼は一命を取り留め、再びあゆちゃんと再会することとなりました。彼にとってどこからが奇跡だったのかと振り返れば、そのどれもが奇跡の繰り返しであり、そのどれもが普段誰もが過ごしている日常とも言えた。もちろん普段、夜の学校に剣を持った少女が現れる、なーんて場に遭遇することはない(^_^;) でも誰もが"今ここにいること"を奇跡と呼べることは事実。


 彼女が彼に最初に3つ目のお願いとして言った言葉は、

「ボクのことを、忘れてください」

 あんなにも好きだったのに。あんなにも会いたかったのに。あんなにも別れたく、離れたくもなかったのに、彼に対しての最後のお願いがこれだなんて、あまりにも残酷でした。彼女に一体誰がそう言えといったのか。そうさせたのか。彼女にその言葉を言わせたのは一体なんだったのか。もちろん彼はその願いを断りました。彼にできるお願事なら、という条件に反していたからね(^_^;) その後もう一度言い直した最後のお願いは風の音で聞き取れず・・・(次回へ?)

 彼女がずっと見上げていたあの四角い空。彼女が見続けていた夢だから、だから彼は絶対に来ない、そう思っていたんだろうか。まだなんとなく足りてない気がしたんだけどここで終わりなんかな。。何を彼に求めていたのか、刹那な時間でも過ごしたい。それが最初からの望みであったのなら、そもそもそこから彼らの哀しみは始まってしまっていたと言えてしまう。。

 かなりまとめきれているシーンと思っていたけど、あゆちゃんが消えてしまった後、夜にあのベンチに名雪さんが来てくれたのは最初ちょっと違和感がありました。間の話が抜けているのでは?と思うくらいに二人の会話はできていて、もう少し埋めるところは欲しかったかな、と。
 でもその一瞬の唐突さをは、名雪さんが香里さんの言葉を聞いたことにより、彼女のほぼ"画だけの演技"による心境の変化が理解できれば、あまり問題は感じられなかったのかも、と見返してみて思いました。むしろすべてが繋がっていたと。
 それでもここは原作を知っているかどうかで見方が変わるのかなあ。自分はやっぱそれほど入り込むこともできず、見切れていないというのもあって、違和感の方が大きかったです。どう名雪さんに繋げられたのか彼の心がよくわかたらなかったな。名雪さんのシーンが相当良かっただけにちょっと悔しい・・・。


 夢の終わり。最後の願い。たった一つの願い。あゆちゃんが最期に彼に告げた願いは次回、最終話へと継がれました。

 「自分が誰かの夢の中にいる」大きく引っかかる栞さんの予告での言葉。
 夢で願いを叶えて貰うのは、誰なんだろう。

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