幕末機関説 いろはにほへと 最終話

 終幕。

 茨木蒼鉄の大舞台。役者はすべて五稜郭へと集結し再び幕が上がった。

「愚かなり。哀れなり。」

 耀次郎様と赫乃丈さんが戦うという、決してあってはならない戦い。お手紙にあった通り、ほんとに赫乃丈さんを斬り捨ててしまう、ことはもちろんしない。耀次郎様はきちんと彼女を助けてくれました。けれど覇者の首の力はまだ収まることをやめない。
 と、再び赫乃丈さんが操られ刀の切っ先を耀次郎様の首下へと構えたとき、あの挿入歌が再び! 彼女の眼から涙が止まらない。意識あるなかで操られることは酷で、止められない自分が尚酷で、けれど涙だけは流れ続けていました。
 彼は彼女の刀を寸でで押さえ込み、真の永遠の刺客としての力を持って彼女を覇者の首の呪縛から解放。見事、彼女の瞳も彼女の月涙刀も、蒼い、耀次郎様と同じ蒼い光を纏うことに・・・。

 あの挿入歌「涙」は以前にも流れましたが本当に良い曲でした。OPはもちろんFJ-YUUKAなため購入していたけれどこの曲のためにサントラ、とかもありかもなぁ。


 二人の戦いが終わったとき、覇者の首は榎本さんから離脱。上空へと上っていた五稜郭はその動きを止め、いよいよ最後の幕が蒼鉄先生の手によって上がりました。

 結局蒼鉄先生自ら首を受け入れ装着! 先生は最初からこうするおつもりだったのだろうか。榎本さんを利用している、という雰囲気はあったけれど、別に最初から自分が・・・、だと本が書けないからだめだったのか。彼自分自身が最後でなければ幕は降りないと? うーん。。。 まぁ、何にしても和彦さんはかっこよいということが見られて良かった(^_^;)

 五稜郭は新しい世界構築の前の破壊兵器になった、だけ。木造建造物しかないんだから簡単にいっちゃうんじゃないかな、なんて思っていたら耀次郎様がご登場。


「己から怨霊となり果てたか!茨木蒼鉄!!」

 耀次郎様はとうとうラスボス蒼様の前へ。蒼様、実は槍?がメインだったようでした。耀次郎様も槍使いは初めてだったご様子で苦戦。さらに蒼様はお得意の床上げからくり起動w あれはあれでやはり舞台装置だもんな。
 先生はやはり強く、が、すべてに答えを見出した耀次郎様には僅かに及ばず、見事小太刀も使いながら耀次郎様は先生に勝利。さらに覇者の首も(ようやく)封印!! すべて、本当にすべての決着が着きました。


 覇者の首をめぐる戦いはすべてが先生の宿命の分岐点。先生はその最終分岐点を天に、耀次郎様に賭けて任せていました。結果、先生は宿命を絶つことで解放された。耀次郎様の力、そして彼に継がれていた坂本龍馬の志に彼は敗れました。
 先生が息を引き取る間際、あの場に覇者の首によって導かれたもの、作り出されたものはすべて青白い蝶へと変わり飛び立っていきました。この演出は素晴しいと感じました。発想が素晴しいです。つまり「すべては胡蝶の夢」であったと・・・。

 そして二ヶ月後。みんなは無事それぞれいた居場所へと戻り、
 耀次郎様は海の向うへ。


 さすが、終わりは完璧にまとめあげていたと思います。最終話だけ見ると(^_^;) この作品が一、二に挙げてもいいくらい。何よりも未来と光があったのがよかったです。

 自分としては初めてブロードバンド配信という形態で1本見終えた作品となり、それだけでも記憶に残る作品となったと思います。個人的にはもっと演出を過剰にしてもかっこよくて、変にはならなかったと思いました。せっかく「舞台」と銘打っているんだから劇っぽくなってもよいかなと。あとムードメーカーなキャラもいなかったと思うし、敵も最初の頃はちゃんとしていただけに、あのナイト?4人には少し残念さが強いです。

 とはいえ全話見終えてみたらおもしろかったです。とにかく喋らない耀次郎様がかっこよかった(^.^) 赫乃丈さんもかわいかったし。歌なんか全部良かったです、OP,ED,挿入歌どれも全部(^_^;)

 これからも必ず、浪川さん作品は見逃さないようこれからも期待したいです。

幕末機関説 いろはにほへと 巻の六
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