ぼくらの 第3話

 隠しても隠さなくても、事態はまだ変化のしようがなかった。

 子供14人。あれくらいの年代であれば、充分個性を強く持っていて不思議ではない。YesかNo以外の回答をする子供も多々いたことが印象的でした。あまりに自分の想像、予想の範囲を超えた事が目の前で起きると、まずすべてを受け入れることは難しく、それでいて冷静に自分や周りを見渡せるもう一人の自分が出てくるケースも少なくはないんだろうな。

 和久隆君は死にました。死んだはず、ではなく遺体が見つかり告別式が行われるまで死はそこに絶対でした。死は哀しい。身近な死からは確かなる死と、同時に生も感じられる。
 死者2130人には驚きでした。世間はそれでもあんなもんだろうか。得体の知れない事件に対してあの程度の報道と、騒動で収まるものなのかなぁ。実際起きてみないとなんともいえないけれど、もちろんあの地域の人は残らず避難とかしたんだろう。
 動き始めていた政府の方たちがここら辺関与してきそうでした。これもまあ秘密といえばしばらくは秘密なんだろうな。


 和久君の死因は溺死ではありませんでした。外傷も死語のものしかなく、もちろん宇白君が押したせいでもありませんでした。命だけ消えたという言葉は妙に説得力というか、異常さよりも自然さを感じました。
 どこまでも残酷に現状を見つめ続けて、自分を自分で在り続けられるのか。対処する方法、死から免れる方法が今のところヒントすらない。たいてい負ければ、みたいなルールは1回目から覆されてしまったし、乗りたくなくても半ば強制搭乗。選出も実に唐突、と、何から何まで決定事項でした。次は自分かも知れない、という恐怖に怯えながら、目の前でどんどん仲間が死んでいって敵があと何体いるのかもわからず、被害だけが増えていきそう。。

 作品の狙いがまだわからないものの、恐怖と子供たちの残虐さが魅力になっていそうでした。どのようにして結末を迎えるのか今から楽しみです。

 次回は小高君が二人目に。保志さんか・・・。規則性でもあるのかな。

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