ぼくらの 第7話

 千鶴さんの過去。

 彼女をこれほどまでにスタンダードに描かれていたのには何か意味があるんだろうか。おおよそ、前回のラストにて次の操縦者は確定していただろうから、何も隠すこともなく普通に描けていたんだろう。普通で、これもまた意外性は感じられないお話だっただけに、これまでで一番考えさせられるところはありませんでした。
 何よりも次回、彼女があの先生に復讐するっぽいからそれが楽しみです。


 信じている人に裏切られた。それが他に好きな人ができたから、ならまだ幾分納得がいくところはあったと(これも人によるか)思ったけど、あの先生は最初から最後まで、だったし、何より盗撮に言い訳って通じるわけないのに言い訳して、しかも千鶴ちゃんそれそのまま受け入れたのが、狂い始めている証拠。どっちが悪いってもしなったら恐らく「どっちも悪い」し、もちろん「どちらの方が」となればあの先生にはなるのは間違いない。他人がどうこういっても、こればかりは本人がどう思い考え、そして行動に出るしかないし、復讐する方にも復讐される方にも納得がいくから、ここに物語としての意外性はなくただ抑揚のないリアルがありました。

 そんな中、千鶴ちゃんを今の千鶴ちゃんへとさせてしまったのは紛れもなくあの家族。学校でもない友達でもない、あの家族がいたからこそ千鶴ちゃんはあーなってしまった。あの家族にだけはリアルは感じなかったなぁw 有り得ない(^_^;) いくら町内のなんかあるっていったって、お父さん全身タイツ気味でサルはないよ。。しかも全く恥ずかしがる様子はなく、むしろ誇らしげで、千鶴ちゃん以外誰もそのことを変だとは感じていない。

 子供のためを思って。と、あの父母は千鶴ちゃんを親身になって心配してくれていました。けれど心配をしているようで、ただ押しつけているだけに過ぎず、彼女の意見には聞いているようで見向きもしていなかった。子供の可能性をあれほど簡単に、軽く突き返すことのできる親って、、、
 家族からは逃れられない。ずっと、死ぬまで家族であって、たとえ別れたとしてもそれは離れるだけで家族からは逃れることは出来ない。千鶴ちゃんにはどうしても、どうやっても父親はあの人で、母親はあの人で、姉はあの人、ただ一人ずつしか存在はしない。このごく当たり前の状況に千鶴ちゃんは苦痛しか感じていませんでした。

 「どうして自分だけが」

 前回の加古君も同じだったなぁ。


 やけにコマが少ない?感じでしたが、そこら辺は特に気にはせずで、次回いよいよあの先生に復讐。やってしまえばいいと心から思うけど、きっと千鶴ちゃんにはできないのかな・・・。

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