精霊の守り人 第十八話 「いにしえの村」

 小さな少年に託された大いなる運命と、彼自身の運命。再び繰り返すしかないのか。。


 チャグム君を気遣って出たトロガイ師の「迷った」って一言コメントはちょっと笑えました。そんな堂々と言うことじゃってw かといって申し訳なさそうにするトロガイ師はなかなか想像しがたい(^_^;)

 物語はそんなお茶目なトロガイ師を置いておきw 徐々に核心へと、より洗練されてきました。同時に危機は以前として脱していないという状況。


 今回もまた、嬉しいことに初めて見るチャグムの表情に出会いました。それは「拗ねるチャグム」(^.^) 兄のことを何となく、理由もなくねじ伏せられ、あとで話すといって全然"大事なこと"を話してくれないバルサに対し、チャグムは怒ってしまいました。おまけに疲れてちょっと立ち止まったら、あの怖いお叱りの言葉・・・。別にチャグム君は一言もおぶって、とタンダに言ったわけじゃないのにね・・・。そこでさらにご機嫌が斜めっていってしまった。

 チャグム君にとってはもう納得がいかないことばかりで、苛立ちもあったかもしれない。でもあのチャグム君が怒ること。もう以後このこと以外にないのかも、とも思えるから、ちょっと貴重だったのかな。村の入り口の飾りにジャンプする様子なんかからも気持ちが伺えて、相変わらずこの作品好きです。


 兄、家族に対する想いはきっと大変強かった。彼の優しさはまさに家族の(父は除外だろうかw)温かさが、引いては周りの者たち、シュガさんたちの温かさがあってこその性格だったんだと思う。それゆえ優先度は極めて高かっただろうに、力で曲げてまで後回しにさせられたこと。とても悔しかったんだろう。



 ようやく当託した村は、実に雰囲気ある、文化が読み取れる描き方がされていて、こういうときまたおもしろいって思います。どことなくヨゴでも伝わっていること、全く違うところ。一見は単なる田舎なんだけれど(^_^;) 風習とか見てしまうと世界に入り込みやすくなって好きです。

 そこでいざ情報収集をと思ったのだけれど、頼りにしていた語り部はもういませんでした。長の会話がまた実に時代を感じさせて、リアリティが在りすぎました。変わっていくことと、変わらないことが、また世界を一つ深くさせていた。

 でも落胆するバルサたちに、光明を見出させてくれた少女がいました。一番最初に出会った女の子、ニムカちゃん。みさとん! 美里さんはもう充分この作品にも溶け込める。嬉しいキャスティングだったなぁ。
 あ、村では食事が持て成されていたけれど、これはいつも通り、極めておいしそうな料理で溢れていましたw 確認するまでもなくhpで紹介されていることだろう(^_^;)


 少女ニムカは、祖母から聞いたお話を実に熱く語ってくれました。大変引き込まれるように、目を離せなくなるように(なんかここも美里さんに対して嬉しかった(^_^;)

 彼女の言葉はこれまで得ていた情報と相違はありませんでした。守り人は最期には、、ということ。卵喰いが現れることも伝承には含まれていた。



 今回はいつになく実に中途に終わってしまいました。こういう引き延ばしはあんまりこの作品ではこれまでなかったので、逆に非常に気になる。。


 次回はさらなるチャグム君の成長と動揺?が見られそうです。


 己の運命がすべて語られた。きっとチャグム君はそう感じたのだろう。抗うことができるできない、なんてまだ全然考えられず、ただ既にもう道は決まってしまっているんだということだけが、頭に入ってしまったみたいで。

 彼を立ち上がらせるためには何をしなければならないのか。バルサは彼自身にそれをやらせようとしているように見えました。彼が乗り越えなくてはいけない。何よりもそれは彼の運命だから。

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