ひぐらしのなく頃に解 第8話

 諦めかけた、諦めていた運命。望むことをやめた希望の未来。そこへ再び光を当ててくれたのは、圭一君でした。


 何度でも訪れる惨劇。自分の目の前で起きることのほとんどが、もう誰が、どこで、どのような行動するかを把握していた梨花ちゃん。沙都子の身辺にあの鉄平が来たことで、梨花ちゃんはここまでうまくきていた流れに、落胆してしまった。


 今回今までで一番物語的に展開が気になる流れでした。梨花ちゃんが抗うことを決意したけれど、それがねじ伏せられて、でもそれでも立ち上がることとなった。その原動が圭一君だったことが、幸福な未来へのの実現性を高めていた気がします。

 圭一君とレナちゃんに残っていた過去の記憶、詩音の暴走。それらすべてが惨劇を免れる過程となっていたこと。初めて顔をみた校長先生(^_^;) かわいいかわいい知恵先生の奮闘。どれもが簡単にはいかないところがまた逆に、「もしかしたら」という期待を感じさせる。


 梨花ちゃんは入江先生たちにも断れ、児童相談所にも断られたことで、やはり今回も過ぎ去るのを待つしかないと思っていた。けれど圭一君の弱音を聞いて、思わず涙が溢れ出てしまっていた。そして心の底で願っていた事を伝えました。

『やっぱり諦めたくない。この運命から沙都子を助けて欲しい』

と。

 その哀願に圭一君は自ら落ち込んでいた気持ちを奮い立たせ、再度手がないかを考えようと立ち上がってくれた。果たして彼が考えついた手とは。


 皆殺し編。そう、皆殺し・・・。今期は前期とは違い、見ている側は梨花ちゃん視点で見ていける。そのことだけで、かなり違った作品に見て取れる。そのおもしろさが今回でようやくわかりました。彼女が一人で戦わずに、仲間を頼ろうとしたことが、運命を変えるまず一歩だったんだと思います。
 まだ変わるとは思えないけれど、少なくとも彼女一人でどうにかなることではないということがわかりました。

 今回は怒り狂った梨花ちゃんの描写、その他各キャラが実に命を持って見えました。すごくきれいだったなぁ。それもあって、引き込まれた感じがします。次回もすごく楽しみ。

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