鉄子の旅 最終話

 北海道はでっかいどう!

 以前、「あれ、これでおわり?」と思ってた北海道。あのときはトンネルメインだったからな。今度はしっかり北海道。で、最終話でした。

 正直鉄道にさほど興味がないのは13話見てきて変わらなかったけど、でも見る前よりは少しだけ見方、姿勢は変わりました。人の作り出した物への執着は、その物自体もさることながら、その物の背景、歴史までに及ぶ。その深さは、理解できました。


 北斗星。まだ一度も乗ったことがないです。いつか必ず、毎年「今年こそは」と思いながらもう何年経ってしまったのか(汗) 食堂車とか夢です。

 札幌について早々、編集長は帰宅(笑)このパターン、前もw

 横見さんたちは札幌から特急オホーツク3号へ乗り継ぎ北見方面まで。目的は板切れ駅?(キクチさん想像では朝礼台w) そんな駅とも言えない、昔は駅でもなかった場所にわざわざ東京から(^_^;) いつものことでした。

 その駅があるのは北見からさらに「北海道ちほく高原鉄道 ふろさと銀河線」という路線(長っ)。でも着いたその駅、板切れというよりちゃんとした板張り。ホームの半分はコンクリ。屋根も、バスの待合所みたいな小屋がちゃんとありました。トラベルライターとしての役割、こだわり間違いですw

 今はもうしっかりと作り直されていたけど、実家のバス停はあんな小屋だったなあ。屋根こそ雪でどうにかならないように多少しっかりはしていたけど、あと全部トタンだったしベンチは木で。懐かしい・・・


 横見さんのギターの弦は一本多い。

 北斗星を降りてすぐ、編集長がいった一言が、キクチさんの頭の中を巡っていました。そしてその日が終わったとき理由、意味がなんとなく理解できていた。多ければいってもんじゃない。ギターは6本でなければ良い音色は出せないのではないか、と。


 もうすっかり横見さん=伝わらない人、というイメージができてしまったのだけど、よかったんだろうか(^_^)
 途中でライターは言葉にこだわると言いつつ、突っ込まれた「大切なのは言葉じゃない、感じること」と開き直る始末。得てして拘る男というのは、永遠の少年であるということが伝わってきました。いつまでも子供の心と考え方が頭になければ、そこまで拘ることはできないんだと。

 好きな物の「どこが好き」と訊かれたら「全部好き」「好きな物は好き」としか答えられない。それでいいときだってたくさんあるし、そうとしか言えない!ってときもある。でもそれをもし、生業としているのであれば、それでは立ちゆかない。
 趣味を仕事にした場合の有り触れた弊が垣間見えました。


 良い音色は出せないのではないか。

 横見さんにとって、音色はどうでもよかった。彼にとって大事なのは、伝えることではなく自分が楽しめるかどうか それだけでした。

 「来ればわかる!!」

 彼はだから常にその言葉を口にしていた。自分が楽しいと思ったことは、みんなも楽しいって思えると、絶対に信じていたから。


 こうして鉄子の旅も終幕。最後に出たテロップ「2006年春 ふるさと銀河戦も廃線となりました」という文字は実に切なかったです。


 非常に楽しい13話でした。踏み入れたことのない世界。それが大変マニアックに、細やかに描かれていて、横見さんの横柄っぷりw キクチさんのキレっぷりがハマってました。後半はキクチさんの言うとおり、ほとんど同じような駅だったけれどw 一つひとつ違うというのはやっぱ間違ってはいませんでした。

 鉄道という言葉に親しみのある人たちの生活、想い、夢や希望や願い。いろんなものが凝縮されていたと思います。この作品、見れてよかった(^_^) ほんの少し、世界が広がった気分になれました。


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鉄子の旅  VOL.1  特別版
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