電脳コイル 第25話

 金沢より再び入り込めた向こう側の世界。コイルドメイン。そこでヤサコは胸の、心の痛みを頼りに、イサコを探し始めることになりました。

 なぜか次回(というか今日、、)でおしまいだというのに、盛り上がりは確かに高まっているのに、どこか哀しみで充ち満ちていました。終わってしまう哀しみ。真実の哀しみ。結果がわかっている哀しみ。軽く喪失感があって、この作品の存在の大きさが感じられました。

 最後まで諦めないのはヤサコたちもだったし、猫目もそうでした。アイツあんなにたちが悪い奴だったなんてがっかりです(^_^;)


 明かされた4423、そして4422。二人のナンバーが意味するものこそが、探し求めていた真実であり、現実。
 兄が行ってくれたことと、ヤサコとの出会い。偶然と必然があのコイルドメインに収束していた。ヌルの存在意味や、残したもの、遺されたもの、求めたものと、求められた物。希望と復讐。犯してはならない不可侵領域。



 いよいよ壮大な電脳物語は次回にて終わりを見せてくれる。ここまで、恐らく全26話何も心配などなく、純粋に、直球で物語だけに集中できた作品は今年だと初めてでした。アイデアの可能性は広大であり、何の優先度を上げたかが明確で、それがそのまま視聴者へと伝わりきっていると確信できます。特に後半の怒濤の解答には軽くオーバーフローしていますがw それは徐々に、この先も考えて解いていける楽しみに繋がる。アニメーション、娯楽、エンターテイメントは一過性である必要が不可欠と言うし、間違いでもないと思うけれど、それでは、ここまでこのメディア、世界は広がらなかったことも事実です。

 彼らが見せてくれた考えに考え抜かれたプロセス、演出、キャラクター、世界観はもう誰の了解など得ることなく、歩き始めていました。大きな、誇れる仕事だったと思います。
 何よりもTVアニメーションであったことに感謝したい。



 彼女、ヤサコを救えるのはもうイサコしかいない。彼女の判断と推測が事実を掴んでいると信じて、最終話を楽しみにします。今期最大は最後まで揺らぐことがなかったなぁ(^_^)

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電脳コイル 第5巻 限定版
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