崖の上のポニョ

画像母と子の物語。


 事前情報はTVCMと、先日日テレでやっていた「猫の恩返し」冒頭にやっていた番宣のみ。既にジブリ作品は「おもしろそう」とかで観に行く代物ではなく、義務感で都度行っています。それだから良いのか悪いのか、期待という意味では何一つなく、いつもフラットな気持ちで鑑賞しています。




 この作品、主軸はポニョを拾う男の子、宗介君の主点で主に進み、個人的にはとてもおもしろい作品でした。
 劇場にはもちろん小さな子供たちも多くいたのだけれど、後半になるにつれて集中していたのか、それとも飽きてしまったのかなんなのか、映画が終わっても、始まる前に聞こえていた元気な声はさっぱりなかったのも印象的でした。

 子供向けに創っているのだろうなとは随所に見えるものの、それはほんと"見た目"、絵だけであり、訴えかけようとしていることは少し、子供たちには伝わりにくいものだったのかな。でもだからといって大人から見ると、実にぼやけていて、はっきりしないメッセージ性を感じました。どっちつかず。。

 ただかわいく、ただおもしろくすることだって出来たはずだし、一番見せ場になっていただろう、宗介君とポニョがリサを探しに船に乗っていくところも、あまりにドキドキ感がありませんでした。

 自分が一番心に残ったのは、嵐の夜、ポニョが宗介君に再び会いに来てくれたところかな。あの疾走感と躍動感はさすがとしか言いようのない、素晴しいアニメーションでした。あのシーンが見ることができただけでも満足です。


 キャストはいつもながらではあるものの、違和感は極めて少なかったです。特に山口さんはずば抜けていました。プレスコなのかな、と思わせるほど(実際はわからないんだけど(^_^;)
 何よりも現段階では主題歌が勝ってる気がしてなりません。あの歌は本当に耳に残り、アニメの歌としてはあるべき姿であって、理想的な歌であることには間違いないです。バンブラでも我慢していたけどw もうDLしますw


 子を労り、慈しむ母親と、父親。リサさん耕一さんの教育方針は、子である宗介君に自分たちのことを名前で呼ばせている点だけで、すごくよくわかりました。対してフジモトの気持ちは、最初はただの心配でしか見えなかったけれど、後半、彼もちゃんと親なんだとわかって、温かい空気のまま終わって行けたこと、とてもとても良かったです。

 人間がしてきたこと。それはもう取り返しがつかないことには違いない。でもそれでも諦めずに、なんとかしようという気持ちを失わない。それも人間の力。
 その源は多々あるけれど、やはり誰かを想う気持ちが、一番なんだと教えてくれたのだと思います。


 ジブリ作品は「もののけ姫」から劇場で見てきていたのだけれど、思いの外このポニョは観に行って良かったと思えました。もう少し後半の盛り上がりというか、情に訴える創りでも、ジブリなら許されたのでは?と感じはしました。あと圧倒的にキャラが少ないのも残念だったかな。それでも(^_^;) スタジオジブリの力は遺憾なく発揮されていましたし、そりゃ半漁人にはどっちかっていうと引きましたがw 日本が誇れる作品にはなっていたのは事実だと思います。

 この夏は当面「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなのこ♪」が耳から離れないのも事実です(^_^;) パンフ見ながらまたリピートします。

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