地獄少女 三鼎 第10話

女であり続けたいという願い。


 今回は物語がスタートしていた時点で既に、わら人形は依頼者の手元にありました。
 依頼者は市村和也君。流したいと怨みをもっていた相手は、毎日のように母の下へ着物を売りに来る若いセールスマン。

 母はその男に乗せられて次々に着物を買い込み、そのせいで父親はストレスを抱え、家族はバラバラとなっていました。そんな家族の関係を払拭したく、和也君はあいちゃんからわら人形を受け取っていた。あの男さえいなくなれば、すべてが良くなると信じて。

 でもすぐには糸は解くことはできていませんでした。

 見たこともない"地獄"への恐怖。冷静に、普通に考えれば怖いのは当たり前で、これまでの依頼者はそんな考えなしに、或いは考えたところでどうにもなるものじゃないと開き直り、糸を解いていた。和也君がいわば、正常な方でした。
 そして悪いのはあのセールスマンであり、母は悪くないとも考えていて、自分のバイト代をすべて、母へとこっそり渡していたりもしていた。 母のためのバイトだったんだなぁ。あまりに不憫すぎました・・・。

 でもやはり、その日は訪れてしまった。

 マラソン大会のその日、彼はあのセールスマンの悪徳っぷりを訊いてしまいました。そんなことだろうな、とは気づいていただろうけれど、訊いてしまった、という事実が、彼の箍を外してしまい、マラソンは不得意だった(^_^;)ゆずきちゃんが休憩中にあいちゃん召還。金竜に乗って、今回はかっこよく決め台詞を言えました。


 結果、和也君の願い虚しく、あのセールスマンとは別の奴がまた母の処へ訪れてくるようになり、生活に変化は見られないまま物語はおしまい。もしかしたら、という小さな願いすら叶わず、彼は重い運命だけを背負うことになってしまいました。。再び救いの見えないお話でした・・・。



 母親が時折歌っていた歌が怖く、母の存在自体もまた怖く、何かに取り憑かれているような様が、高田さんの演技力で倍増されていたように思います。金魚の描写も母親と重なるように描かれていて、効果が出ていました。小さな水槽の中でどんなに着飾っていても、その姿を見てくれる人なんて誰もいなく、ただ自分自身で、鏡に映して見るしかありませんでした。


 次回は少し違った流れで進んでいきそうかな。連続失踪事件は取り上げられないんだろうか・・・

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