劇場版 空の境界 矛盾螺旋

螺旋のその先へ。



 こちらで5話目。前回でようやく何か掴みかけたのだけれど、今回でまたさっぱり「?」が増えていきましたw でも救いだったのは、今回登場していた臙条巴君も、まるで理解できていない点が、見ている側とリンクできてて、わからないところ、何がわからないかはわかりやすかったです(日本語合ってないな、、)


 魔術師・荒耶宗蓮の創り上げていた奇怪なマンション。そこは生と死を一日を境に繰り返し続けていた、空間が形成されていた。つまり一日でその人の人生は完結していた。

 そこに住んでいた臙条君。彼もまたその奇怪なマンションの住人とさせられて、被害者に外ならなかったのだけれど、彼はイレギュラーを植え付けられ、式を誘き出すための駒になっていました。


 何度も、これでもかというくらいにリピートとシーンの断片化を繰り返していた今作。この作品に興味が、ある程度の水準を突破していない限り、容易に飽きさせる演出に陥っていたと思います。けれど突破している者にとっては、より物語の深淵に近づける疑似体験が味わえる。

 多くの日常という名の常識が通じず、代わりに根底を流れるは非日常である非・常識ばかり。何を前提に見ていけばいいのかを見失うことができました。彼らの中での常識・前提が、あまりにも現実を超越しすぎていて、言葉すら理解に苦しむ程。

 人という存在をどこまで憂い、どこまで信じて、どこで切り捨てるか。荒耶の望みし根源の渦。彼がそこまでして得たかった理由は、たとえあったとしても、彼にしかわかり得ない、理由になっていたのだろうか。


 これまでで最も難解でした。かといってこれまでのを理解できていたともいえないのだけど、なんかこの難解さは、何度見たところで、自分の中での納得できるレベルにすら到達できないと思ってしまいました。でもきっともう何度かは見ます。2時間くらいあるけどw


 次回は鮮花ちゃんが!! 時折すこーしご出演されていた幹也君の妹さん。予告も今までにない華やかな音楽で、どうあの作品世界で描かれていくのか楽しみです。次はもうちょっとわかりいいものになってくれるとありがたくもあり、対してそれは望んでもいなかったり(^_^;)

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この記事へのコメント

ケッツアール
2009年05月30日 19:22
ようやく観ました。
今まで見た中で傑作かな。

生きる、死ぬつう対極が明確に表現されていると思います。

まさか、あの魔女が死ぬなんてって思ったら仮の姿ってか。
扉の開け閉めって日常の典型的なパターンですね。
陰陽道では、扉というのは入口であり、他界の扉の分岐点であると示してます。いわば、結界の入口のようなものが扉ですね。

繰り返しの日常、しかし過去には戻れない矛盾。
死んだら生き返らない、それが現実であり、信じたくない事実。

あと少しで完結しますが、連続殺人鬼の話は意外とシンプルなのかもしれない。
伽羅の話と今回で、真の犯人はあの不死者か。結果的に式は車にひかれて魔眼を得たと。

それにしてもコクトウが羨ましい(笑)
2009年05月30日 21:37
 自分も今回が一番おもしろいと、つい最近見返してまた思いました。もうどれが本体でどれが人形かは、彼女にとってそれほどのことではなかったのですね。。もう魔術師という域も越えている(^_^;)

 殺人考察の結末はそれほど大きな秘密というか、意外性はないのかもですね(小説は映画見てから読もうかと思って購入済みではありますがw)6巻は普通に購入して最終は劇場に観に行こうかと思います。
ケッツアール
2009年05月31日 01:28
しかしながら、田舎では劇場版は公開あまりしない(笑)
この作品って劇場向けな作品だと思います。

小さい画面で見るよりも大きな画面で見るアニメ映画かな。

後々からなってからブームが来ると思いますよ(笑)エヴァのようにね。
登場人物は極めて少なく、話も式中心かコクトウ中心に進んでいる点も極めて分かりやすい。

テレビの地上波で放送する日は来るのかな。
エヴァでさえ、7月に日テレで放送みたいです。かなりお金の匂いがプンプンします。

これも響鬼のような話になるが、テレビではこんなに巧い具合な出来栄えにはならなかったと思います。劇場版と限られた予算で出来る範囲で出来たというのは嬉しいことですね。
2009年05月31日 13:23
 難解でさらに内的な色が濃いんでブームはこないんじゃないかなぁw シンプルだけど。とりあえず実写版じゃないですかw
 映画で7部って構成は異例でしたが、相当よい形体になってましたよね。是非劇場で(^_^;)

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