続 夏目友人帳 第九話 「桜並木の彼」

大切な人だからこそ臆病になってしまう。


 絵の中に描かれてい八坂様。その彼を追い求め追い掛けて夏目君の家にまできていた妖 巳弥。夏目君は彼女に、少しだけ自分を写し考えていました。


 巳弥さんは自分が妖だと知られるのがとても怖くて、だからいつも自分の姿が隠れるくらい桜が満開となる季節にしか、彼に会いにはきませんでした。異形の者だと知られてしまったら、もう二度と会えなくなると思っていたから。
 そんな彼女に、夏目君は自分と同じなんだ、と気づいていました。自分もまた、大切な人に大事なことを言えずに生きてきている。そしていつまでもそんなことを続けていたら、(言い方は悪いけれど)巳弥さんのようになってしまうとも、気づいていたんだろうな。

 大切な人は、一生自分の側にいてくれるわけじゃない。
 いつか必ず、相手からか、もしくは自分から別れてしまう。それまでずっと言わず伝えずでよいことなのか。夏目君はまだ答えは出していない?のかな。悩むことは大切だけれど、タイミングを逸してしまうと、なかなか言えるもの言えなくなってしまうだろうなぁ。それもこれも彼が、みんなを大切に想えるようになったからだとは思います。

 大切な人だから心配をかけたくない。大切な人だから、余計な不安を与えたくない。どう思うかは、その人にまず話してみてからでも、ね。


 最初はただ飾っていただけだったフリマで手に入れた枯れ木の絵は、徐々に枝が絵をはみ出て壁一面に伸び始め、同時に夏目君の体調がどんどん悪くなってしまいました。そんな弱っていく彼を見て、巳弥さんは「彼がもう、どこにもいないのではないか」と気づいていると言って、絵を焼く決心をした。

 「どこにもいないのではないか」という未確定の括り。この言葉が彼女の気持ちそのままなんだ思いました。信じたくないけれど現実はきっと・・・、でもやはり断定はしたくないという気持ち。彼への想いが込められていたとも思います。
 みんなで描いた桜はとってもきれいだったなぁ(^.^)


 今回もニャンコ先生は活躍! 稀に見る用心棒としての活躍や(怒られたけどw) 夏目君を守るために絵をはがそうとしたり、招き猫の隣に鎮座してみたりw 頭突きお見舞いしたり(^.^) 寝てるところも毎回あの手この手と変化があってとっても楽しかったです。


 最後、八坂さんと巳弥さんはどう出会えて、どうすることになったのか。想い人同士、二人で幸せになってもらえたらと切に願いたくなる。そんな終わりでした。


 次回は滋さんが本編へと入ってきてくれそうです。不思議な女性とはどなたのことか。

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続 夏目友人帳 音楽集 いとうるわしきもの
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2009-03-18
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この記事へのコメント

ケッツアール
2009年03月05日 03:14
今回の話は少し違う雰囲気の話でしたね。

妖が人を想うとは普通では考えられない話です。
まぁ前回の話でも、お参りに来ないと消えてしまう妖がおりましたが、今回は絵に妖気がやどって想い人になったとロマンチックな話でした。

やはり今回の話でも触れましたが、妖と人って同じ立場じゃないんですよね。
寿命の差もあり、歳というものもあり。
その差というものがあるからこそ、惹かれあうのでしょうかね。


話は変わって、龍が如く3やってます。キャバ嬢育成なるものがあってNo.1を目指しました。
今回の話は極道ものとは一転して、養護施設を守る話になってます。ストーリーがなかなか道徳的な話が多くて、各々の人の生き様が上手く表現されていると思います。

養護施設で育った主人公と親父代わりのおやっさんの関係が明らかになるのかな。
2009年03月05日 23:28
人のような妖はこれまでもたくさん登場していましたが、同じではないですねえ。互いにないものがあるから惹かれあうのはとてもわかります。
妖からしてみたら、人はやっぱり"生き急いでいる"ように見えつつもあり、刹那に感じる時間を大切に生きている、とも見えるのかもしれないです。

>話は変わって、龍が如く3やってます。

お、2の体験版をやって肌に合わないと感じて以来手付かずなゲームだw TGSで異質を放っていたので覚えてもいます(キャバ嬢が人員整理してたw) 声がいいし、ストーリーもとても気になるんですけどね。。どうにも、です(^_^;)
ケッツアール
2009年03月06日 01:47
またゲームの話になりますが、バイオハザードって買う予定ですか?
多分、買わないと思いますが(笑)

それとブルーレイのソフトでオススメのものあります。
かなり異質な作品なのですがブルーレイの性能があればこそ見られる映像美かあります。
ターセム・シン監督の「堕ちる世界」オススメです。

前作、「ザ・セル」もオススメです。こちらは犯罪者の夢の中に入る話でして、かなり独特のスタイルを持っている話です。
まぁ気が向いたら見てくださいませ。新しい発見あると思います。
2009年03月06日 12:36
>多分、買わないと思いますが(笑)
よくわかりましたねw 3で挫折した身です(笑)なのに、4,ゼロ?とか買ってはいます。。

映画気になります。帰りにTSUTAYA見てきますっ!

ケッツアール
2009年03月06日 20:25
名前間違えた(笑)
落下の王国だったとおもいます。
2009年03月07日 20:24
りょうかいです(^_^)

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