ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破

今度こそ、と願う彼の心にある望みと未来には、誰がいるのだろう。画像




















 「序」からおよそ1年半。今回はわざわざ遠くに出向かなくとも、多数の劇場で公開されていたため、最寄りの映画館で難なく観ることができました。もちろん今回も平日。今回は実にゆったりと、リラックスして。

 TV版での、という語りがもうできないほどに内容は変化してきていて、敢えて7~19話に当るといえば当るのかな。

 「序」での見せ場はなんといってもラミエル戦。今回の「破」では序盤に空 サハクィエルとのエヴァ3機同時作戦を、中盤に参号機こと、霞 バルディエルとの戦いを。そしてラストにははずせない、力 ゼルエルとの決戦を、ともうお腹いっぱいでした。だいたい使徒の名前すらこれで合ってるのかどうか。7番目は最初、雨 マトリエルに見えたけど、全然違う、なんとも美しい形体だったなぁ。

 これを何のストレスもなく観ることが出来る。一体何がどう作用して完成されているのか。この期に及んで全く理解不能でした。あまりに好き過ぎて見失うパターンですw


 期待の新人、マリちゃん@真綾さんは想像を超えるもので、何とも説明は不足なまま、溶け込んでいましたし、各キャラ、性格もだいぶ緩和、軟化?かな。とにかく会話するようになっていました。それほど当初この作品、対話なんてあってないようなもんだった。
 どれもこれも監督の今の心情と捉えてよいのか、それともエンターテイメントに徹したのか。

 構成自体も、昔なら回想場面なんか一切入れてなかったのに、わかりやすく入っていて、もう「アニメファン」向けではなく「エヴァファン」向けにシフトしているように感じました。自分はどっちにも当てはまる方なので(^_^;) ただただ感動するばかりw 3つの大きな戦闘でまた泣きそうになりました。思えば14年前・・・、って、また過去の話を書いてもめんどいので、割愛w

 もうほとんど新作だったんでこれは製品が発売する前に、もう何度か観たくなる気持ちわかります。あと2,3回は是非みたい。近くでやってるってのも大きいです。


 まずは1回目、として印象強く残った場面というと、サハクィエル戦 作戦開始時のミサトさんの、かつてなかったほど静かな「発進」という台詞。もうここら辺から震えました。もちろんなんか「破」を代表する言葉になりかけてる「ぽかぽか」もかわいかったし、林原さんによる挿入歌も泣きそうに。
 LCLを液体であるという描写も細やかに追加されていること。相変わらずの躍動感。人間くさい動き。食事会という1つ追加されたイベントのおかげで、より、落差の激しくなりかけた別れ。
 満を持して登場のマーク6と呼ばれていた6号機。最後のカヲル君の、

「今度こそ、君だけは幸せにしてみせるよ」

 言葉(こんなんだったはず、、)。期待は高まるばかりです。今度の前っていつのことをいってるんだ、カヲル君!!



 今回何よりも嬉しかったのはアスカ。彼女の心の描写があまりに細かく、淋しく、独りであるとともに、その変化の様。何を楽しいと感じるようになったか。会話の中での気持ちの変化。戦いの中での彼への気持ち。教室でのやりとり。決心。そしてプライド。どれもに命を感じる描写となっていて、泣きそうに。さらにその演者である宮村さんの、これが彼女の力、といわんばかりの表現豊かで、何よりも彼女がアスカであることを如実に感じられる力量。彼女の成長、こそが、今回の劇場版で得たもっとも大きな変化に見えました。


 非常に濃いお話だったことには違いなく、最初から見てきて良かったとまた思うことできました。

 次は3、そして4作目。急は「Q」に変っちゃってましたが、果たしていつ頃見られるのか。同時といわれている4作目のサブタイはなんだろ。また気長に、どれほど期待しても、現実は遙か高見にあると信じられるこの作品。楽しみです。
 まさに破壊の2作目。次が楽しみです。


 帰りに予約していたサントラを購入。なんかAmazonでも予約してたみたいで(汗)こっちは明日・・・。き、記念に保存用だ(泣)

WEB拍手を送る

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

ケッツアール
2009年07月09日 00:56
ご苦労様です。
まだまだ見ないぞって威張ってます(笑)

レッドクリフでさえ、二ヶ月後にはDVD発売になるようで、9月には破が出るのではないかと。
んでもってバージョンなんたらが再度出ると(笑)

やはり金曜日のゴールデンで序を放送したのが利いているみたいですね。
オタクもの扱いがまだされていたのは事実でしたが、宮崎作品を放送する日テレが放送するのでは全く意味合いが変わりましたね。

相当な金のやり取りがあったのは事実でしょう。
放送権を買った日テレは凄いですな。
時をかける少女も日テレでやるのだろうか。

サマーウォーズ、なかなか読めない作品だから必ず見るぞ~。細田監督のループものと青い空と雲が見られると思うと嬉しいな。
2009年07月09日 23:23
お疲れ様ですm(__)m

>9月には破が出るのではないかと。
「序」は半年くらいで出てるから、まぁ、すぐですねw もちろんなんたらバージョンが出たらそれもご購入です。

ジブリと同じ日テレ、ってのはまた意味深でした。事情は気になりますね。
いずれ時かけも、ですかね。。フジからは無理そうってなんとなく思いますが(^_^;)

サマーウォーズ予告でも見れるのかと思ったらぜんぜんでしたw 暑い日に観たいところです。
ケッツアール
2009年07月10日 00:00
テレビで序が放送されて、仕事先の上司はパチンコからアニメを知るきっかけになりました。
このシーンで、この台詞がって喜んでいました。
エヴァファン新生(笑)

更に進化して26話まで見たというのだから、影響力って凄いものです。

最近では昔のアニメがリメイクされたりして復活する傾向ありますよね。
ヤッターマンとか。

そう考えると、劇場版で引っ張っといて、再度地上波で放送して長く放送するのも有りなのかって思えてしまう。
所謂、シリーズ化ってやつね。
ドラゴンボールのように長く戦い続けてほしいのは酷だが、劇場版だけでは完結しきれない予感がある。
また10年後に再度やるのも怖いし。

作れば売れるが何処まで作って売るのか、誰にも分からない。
完結しないのを望む声は意外と多いのではないのかな。
2009年07月10日 22:12
>エヴァファン新生(笑)
いや、もう多いですよね。観客の中にも「そこに驚くのかよ」ってポイントで見ている方が多いようで。新鮮でした。

 正直消費者あっての、には違いないのですが、それを越えて、もう作り手の思うようにやってもらいたいと願う作品の一つではあります。
 見ている人たちのことなんて全然気にしなくて良いから(元々していなかった可能性も充分(汗) やりたいようにやってもらっていいからって。だからこの作品に限っては、終わっても終わらなくても、と思う自分はいます。ある意味TV放映・旧劇場版時に出し切ったというか(^_^;)
 残り2作でたぶん、多くの人々が納得して終る、なんてこと最初からないって思ってますがw 続くなら続いてもいいな。またTVに戻ってきりなんかしたらそれはそれで衝撃w
ケッツアール
2009年07月26日 02:40
ようやく、最後まで見たぞ。

3rdインパクトをやりたかったのかな、ゲンドウは。。
だが、カヲル君が最後でやって来て、救いに来たみたいな台詞を言う。
ゲンドウとゼーレ、どちらが真の最期を果たすのか。

前から気になっているのが1stインパクトって何って話。ミサトがネルフに入るきっかけになった2ndは知ってますけど、1stって何。。

凍結される初号機、シンジとアヤナミはサルベージされるのか。使徒とみなして、初号機の中に入ったまま放置されるのか。ここも気になりますね


加持さんは死ぬのは決定ですが、誰がやるのか。ミサトがやるのが前提ですが、変わるのか。

アスカとマリ、彼女達は何をやるのか。眼帯したアスカは完全復活した彼女になれたのかどうか。

ここまで過去を否定した作品は無いですね。昔の自分を捨てて新たらな人生を送るトガビトのようだ。
リツコの母親の話は出てくるのかな。無かったら、嫌かも(笑)

さぁ庵野監督、何を与えてくれますか?絶望ですか、希望ですか。
2009年07月26日 09:22
>1stインパクト

 自分の、およそ15年前の記憶ですとw
 ファーストインパクトは、セカンドインパクト隠蔽のために用いられただけのもの。
 当初セカンドインパクトは使徒の存在なんか明らかにできるわけないんで、隕石落下と報道されていて、その呼称を、46億年に起きている月ができる原因ともなった"ジャイアントインパクト"のことを指していました。また同じように隕石落下があったから、今度は「セカンドインパクト」と称して報道していた。
 って、これでわかりますでしょうか。。今となってはさほど重要なことではないんですが(^_^;)

 原案者自らここまで破壊し、さらに(たぶん)評価を得ているというのは異例ですね。死ぬほど始まってるコラボレーションは無視してw 今度は何を描いてくれるのか。とりあえず次は何年後ですかね。。

この記事へのトラックバック

  • ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

    Excerpt:  行ってきました「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」。つまらないレベルでのショックな出来事が二つほどありましたけど。(苦笑)公開間もないので,ネタバレに関しては排除しております。ネタバレとなる感想は,もう.. Weblog: よろずな独り言 racked: 2009-07-08 21:57