亡念のザムド 第十九話 「偶発 ロマンス開花」

「必要なのは度胸と根性。」


 ハルちゃんの行動力はこの作品内のキャラでは随一と思います。その原動力はアキユキ君への想い一つ。
 何度見てもハルちゃんのかかと落としはきれいです(^_^)


「言葉はいつも心に足りない。」

 時をほぼ同じくして、伊舟と雷魚も動き出しました。ユンボがかなりヤクザな怖さで、アームは既に、彼女には全く勝てないのが明白でした。これから先の力関係が見えてます(^_^;)

 時をほぼ同じくして、ナキアミは事実上クジレイカとは決別。ヤンゴが考えていたナキアミの気持ちは、当たらずとも遠からずだったんだろう。何がしたい、守りたいということよりも前に、彼女はもう何も"失いたくない"。それが唯一だったのかもしれません。

 そして。時を同じくして、本作主人公アキユキ君も、己の名前を思い出そうとして・・・、思い出せずに、とうとう目玉、影童子の言葉に誘われて貯水塔からダイブ! しかしそこへ彼の名を大声で叫ぶ、懐かしい声が聞こえました。
 その声こそがハルちゃん!

 運命的なその再会は、彼についていた仮面を取り払うことができ、同時に彼は自身を取り戻すこととなりました。

 再会して少し笑顔もあったけれど、気づいたらハルちゃんはずっと泣いてて、アキユキも泣いてしまいました。いろいろあり過ぎて、うまく話せなくて、うまく伝えられなくて、一番最初に出てきた感情は彼に涙を流させるものとなっていた。それは哀しさだけではなくて、嬉しさもあったし、悔しさもあった。申し訳ないという気持ち、そして感謝の気持ち。

 ようやく、という印象ももちろんあったのだけれど、やっぱハルちゃんの活躍をもう少し長く見たかったなあ。逞しいところが好きです。


「目指すべきは一つ。胎動窟。」

 ナキアミはヤンゴと共に前へと進む覚悟ができました。目指すはサンノオバの待つ胎動窟。物語もまた、いよいよ最後の収束へと向かい始めます。

 須磨子さんとのお別れもわかってはいたものの、切なかったです。須磨子さんが本当に本当に良い人で、心温かく優しい方だったから、余計に哀しくなりました。凍二郎の母だということが最後の最後でわかったのも大きかったです。


 もう残り7話となってしまいました。まだまだ見所は多く残っているのだけれど、着実に終着には向かっていることが、寂しさがあるな。

 姿を現したヒルケン皇帝。郷へと進行する軍隊。本領発揮のクジレイカ。次回からどんどん加速していきます。楽しみ。

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