CANAAN 第九話 「過去花」

消えた村で起きた悲劇。それは紛れもない虐殺。


 ユンユンと合流したカナンたちは村への道を進みました。車内は定員オーバーなのでユンユンはハッコーの膝の上(^_^) ちょこんと、座っててかわいなぁ、と見てたらハッコーさんがほっぺを本気で抓り出すという仕打ちにw 彼女に対して怒っていた、ってことかな。

 ユンユンは薬が尽きてしまえばもう死ぬしかない。ならいっそのこと、生まれ故郷で死にたい。そう思い、村を目指している途中でした。今度はその話を聞いたマリアちゃんがユンユンをなぜかグーパンチ連打w 女の子なのにグーパンチ。。時代がそうさせているのか、あの戦場という環境がそうさせたのかはわからなかったけど、たぶん彼女個人の、言うなれば個性かな(^_^;) がつがつ殴られててユンユン可愛そうに見えてなりませんでした。

 マリアが哀しむとカナンも哀しい。それはわかっていたけれど、カナンはユンユンを、生きることを諦めてしまっている、と見ていた。そのことにもカナンは哀しいと感じていました。



 生きることを諦める。

 そんな事態に陥っている人を見ることは、恐らく自分は一生ないのかもしれない。きっとそんな状況ってのはだいたいがユンユンのように、自分では、自分だけでは何をどうしたって解決には至らないときだろう。ひたすらに自分の無力さを呪い、哀れむことさえも烏滸がましい状況。慰める言葉も見つからない時に違いない。

 そんな時に、マリアちゃんのように、全部わかってるけどそれでも「そんな気持ちは良くない」と、思って彼女を殴れるだろうか。

 マリアちゃんの直感は気休めにしかならない。でもユンユンはそれを痛がりながらも(^_^;) ほんの少し、喜んでくれていたように見えました。だからちゃんと本音も言えたんじゃないかな。自分を見てくれる人がまだここにはいるんだ、と。



 村に着き、サンタナさんからすべてが明かされたとき、あのリャンさんが再登場。さらにアルファルドも同じタイミングで現われ、アルファルドはカナンではなく、リャンさんを攻撃するという戦闘状態へ。

 愛。だってだって愛。

 アルファルドに二人の想いは「おもしろい」という形で伝わり、彼女の気を変えることとなった。アルファルドは決して二人を理解しようという気はなく、ただ"何か"を知りたいだけ。

 アルファルドはカナンをも殺すことなく、次なる舞台を告げ去っていきました。ここでカナンの共感覚は戻ったようです。


 役者は揃い、同じ場所へと収束を始めました。アルファルドが志のある者なのか。彼女の戦う理由が未だよくわかりません。シャムへの感情が発端なのか。或いはカナンへの想いなのか。その行いは非情で許されないことなのだけれど、単なる支配者にだけは見えないのも確かなので、彼女は一概には倒すべき相手、とは呼べないのかもしれない。

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mind as Judgment
ランティス
2009-07-22
飛蘭

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    Excerpt: カミングスがアルファルドにリャンチーのことを報告する。アルファルドは、カミングスにリャンチーを切り捨てろといっただろ?切り捨てろとは、殺せということだという。ミノルは、ユンユンさんを車に乗せる。そして.. Weblog: ぺろぺろキャンディー racked: 2009-10-18 21:36