化物語 第十話 「なでこスネイク 其ノ貮」

人を呪わば穴二つ。


 久しぶりに終電で帰宅。極めて不快に、達成感のない一日で、疲れ切った心と体を、千石撫子@香菜さんの大変かわいらしいOPが癒してくれました。若干感謝しました(^_^;)


 撫子ちゃんへの呪いは実はたいしたレベルのものではなく、素人が使用したものであれば尚更、発動すらしないものでした。が、彼女の払おうとしたその方法、そして運がなかったため、その呪いは発動してしまい彼女を苦しめ、死の危険にさえさらしてしまっていた。

 阿良々木君は忍野のところへ行き、呪いを解く方法を教えて貰い、すぐさま儀式を始めた。が、その途中異変に気付き、実はその呪いをかけたのは一人ではなく、彼女に振られた男の子の分、つまり二匹の蛇がいたことを知りました。

 それがわかった瞬間、阿良々木君は強引にもう一匹を排除しようと戦いに出たけれど、神原はそれを阻止した。結果、二匹目の蛇は、術者へと返って行った。

 人を呪わば穴二つ。

 呪いには必ずリスクがあり、術者はその払方を各々身につけているからこそ、術を使える。その"返し"は成功失敗どちらにも付随するから。だから素人であろう、男の子は、もう救えることはないのだろうな。


 阿良々木君は救えるであろう人はすべて救う。それが彼女の優しさでもあるのだけれど、決して良いことととは手放しではいえない。だから撫子ちゃんが「ありがとう」と、とてもかわいい笑顔で感謝してくれても、全く受け取れないでいました。

 見て見ぬふりをすることはできない。

 それは間違ってはいない。たとえそうしていたとしても、人一人が救える数など、たかがしている。でもそのために犯すリスクは、一概にはいえない。現に阿良々木君はこれまで何度も命の危険にすらさらされていました。それはたとえ自身が吸血鬼の力を要していなくとも、躊躇いなく飛び込んでしまうほどの無謀さを持っているから、能力云々は関係もない。

 そこはやはり神原のいっていたとおり、救うべき人、を、見極める必要があるのだろう。その判断は、救おうとする人がしてよいと思う。その判断に異を唱えるモノがいるのなら、お前がやればいいというだけのこと。

 死んでいい人、生きていけない人。そんな人はどこにもいない。どんな犯罪者でも、どんな異常者でも、それは変わらない。それが阿良々木君の、極論になるのだろうか。許されない人はいない、ということと同じかな。

 その前提は否定はしないけれど、優先度は、存在することも事実と思います。それを差別、区別といって否定されるのであれば、自分はそれでもいいと思う。それでも大切な人、好きな人を優先する。自分が、そうしたいから。
 阿良々木君もきっと、その動機については変わらないのかもしれないな。


 次回でいよいよ最後のエピソード。早いものですが、コンパクトに凝縮されていてかなり楽しめました。今期間違いなくぶっちぎり。もしかすると個人的には今年度ぶっちぎりかもなあ(売り上げとかだとけいおんになるのかもだけど、、)

 最後は羽川翼ちゃん。彼女の背景と過去。最後の最後で明らかになるみたいで楽しみです。化物語の前後譚もどうにかして映像化されるの、確信しているんで(^_^;) 楽しみです。

WEB拍手を送る




この記事へのコメント

この記事へのトラックバック