亡念のザムド 第二十二話 「凍二郎とリュウゾウ」

救われた命であり、救った命。
生きることに疑問を感じ、生きることに疲れを感じ、
死から生まれる希望を信じてしまったとき。


 最後はリュウゾウ先生が意を決して凍二郎を撃ち、オヤジ三人のお話はこれにておしまい。
 感情で溢れ、ぶつかりあった挙げ句、彼等は分かり合うことはできなかった。凍二郎は先生に救われたことを、心から喜び生きてはいませんでした。救えたと思ったけど、あの戦役で既に、彼はずっと死んだままだったのかもしれないな。。

 リュウゾウを想うフサがまた愛おしくなります。言葉ではすべてを表わすことはできないけれど、言葉がなくては伝わらないことがあるのも事実。人であれば、ちゃんと想いを言葉にして伝えようとすること。伝わるかどうかは聞いた人が考えることであって、伝えようとする人が考える事じゃない。大事なことは伝えたいという意思そのもの。


 雷魚と伊舟は徐々に金剛塔へと進軍を始め、サンノウバ様とミドリちゃんはアキユキ君たちのいる胎動窟へ。ナキアミたちも向かっているので、これですべての移動が始まったことになりました。

 アキユキ君たちは胎動窟の底でシロザから真実を聞かされたが、とても受け入れられることではありませんでした。彼等は何のためにここにきたのか。ザムドの目的はそんなことだったのか。怒りと哀しみが同居し、二人は胎動窟を後にするほかなかった。

 考えること、それが生きること。

 そう信じてアキユキ君はここまできたのに、その場で祈り待ち続けていた人たちは全く真逆の考えを持って集まっていました。それがあれほどの数にまでなっていることも、アキユキ君たちを落ち込ませた要因になっていたんだろうな。死から何が、得られるのか。


 次回からはヒルケン皇帝を経て、一気にほぼすべてのキャラが集まり始めるクライマックスがスタート。もう残り4話。早かったけれど、やはり良い作品であると再認識できました。残りの加速、楽しみです。

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