鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第30話

戦場で語られる未来。


 今回はほぼ全編イシュヴァール戦の回想シーンとなりました。その中で、ホークアイさんの父、大佐の師でもある方がちらっと、出てくれていました。ホークアイさんの、あの背中にある陣はただひたすらに重荷にしかみえません。


 多くの兵士、国家錬金術師が自分の行いに100%の疑念を持ったまま、それでも狗として戦わなくてはいけない状況を呪い、打ち拉がれていました。それでも中にはグラン准将やキンブリーのような兵士もいる。

 キンブリーがホークアイに語っていた話は割り切りとも捉えられるけれど事実であり、彼が逆に大佐達の方が理解できない、という言い分も理解できるものでした。
 彼等は確かに「志願して」国家錬金術師、或いは軍への入隊をしている。それがどういうことかを充分に理解し、考慮した上で。
 なのにいざ戦場へ駆り出された際に後悔するのは「じゃあお前らは何しにきたんだ」となってしまう。

 死から目を背けてはいけない
 殺した人々を忘れてはいけない
 なぜなら彼等は
 殺した私たちのことを 消して忘れないから


 それでも己の信ずる道を歩みたいから、未来を創り出したいから。
 ホークアイさんは己の行動全てを代価とし、未来を創る決意をしました。この世の、錬金術の理が「等価交換」であるのなら、その行いからは必ずしや、得られるものがあるはずだから。
 
 錬金術の理が「等価交換」であるのなら。


 この国を。
 それはエドも同じ軍人であり、国家錬金術師であるため、同じ道を歩んで然るべき。けれど今は、その目標より前にやらなくてはいけないことがある。


 大総統の物言いは、見下している風ではなく、彼もまた彼の立場の範囲での事実を語っていたように思います。後々、結果的には「悪」と見られるかもしれないけれど、あの時点での彼の言動は、「少し行き過ぎた」程度に見られていたのも、なんか頷けました。

 人の命の重さは誰だって同じであり、それ以上でもそれ以下でもない。
 よく聞く台詞の一つだけど、このような場面で用いられるのは、あまり例がないと思うところでした。


 ようやく落ち着き、次回は兄弟が揃ってくれてたなあ。まだまだ、彼等の旅は終われない。次なる地を目指し、ひたすらに進んでいきます。

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この記事へのコメント

ケッツアール
2009年11月02日 00:19
問題はこの後の展開を私は見ていない。
ロン毛のオバサマ出てくるんですよね。大佐の後任になるんでしたっけか。

軍人ねー、彼等の仕事は戦場に着いてから始まるつうわけですよね。
理想と現実は違うが、過去のことも乗り越えて行かねばならないってわけですな。

美術館巡りをしようかと考えてますよ。ハプスブルクの展示もやってますが、どうも絵を見たけど好きになれなかったね。
2009年11月02日 15:47
あ、またかなり強い女性が出てきますよ! エドたちの師匠と同じくらい・・・。
最後のホムンクルスもいますし、おとうさまのお話もまだまだ。
あとランファンも再登場しますし、引き続き楽しみです。

美術館ですかぁ。行った記憶ないなぁ(^_^;) 「絵」とはほんと無縁の人生です(汗)
ケッツアール
2009年11月03日 01:28
最後のホムンクルス?
ありゃ全く未知だ。。
ランファンもホムンクルスになったら泣くんですがね。

絵って面白いっすよ。
西洋って意外と絵の裏の心理つうのが描かれているんですよ。
日本も西洋以上に凄いですよ、浮世絵見られる機会あったぜひ見てくださいませ。

いやー浮世絵何点が買いましたよ。一枚諭吉さんが必要な程、高い(^-^;希少性が高いのも魅力ですよね。ブログの方に連獅子の浮世絵載せたので(笑)
2009年11月03日 23:15
ランファン再登場楽しみですね(^.^)

絵を見て感じ取れる人は、絵を描ける人と同じように尊敬します。
やはりよいものはそれなりの代価が必要なのですね~

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