WHITE ALBUM 第23話

時間だけは流れていく。誰の気持ちが、どうなろうとも。
誰の命が、消えようとも。もう誰もが流れていく。


 あれだけ長々と、積み上げていったといってもおかしくはなかった事柄も、いざ幕引きとなったら身震いするほどの潔さ。かなりな拍子抜けを感じましたが、これもこの作品であればありかな、と思えました。もう少し時間が取れれば、ちゃんと形にできただろうけれど、どちらにせよあの短さではどうやっても無理だったんだろうな。2クールでできることを、頑張ってもらいたかったです。


 父の喪失で冬弥君がやったことは、美咲さんとの一日だけの恋人ごっこ。どこまででも彼は落ちていける人でした。底なしです。自分で自分を一度も見たことがない人に見えます。過去を、一秒前の過去すらも振り返らない。前しか見ない。それが藤井冬弥君。ポジティブ過ぎだよ。誇っていいよ。

 と、思ったら今度は神埼社長のお話が。。 彼女にそれほどの時間を割ける理由がどこに、と思いきや、めのうちゃんは社長の娘。姉妹のうちの姉、ということが明らかに。主演者がどんどん身内化していく現象はなんて呼ぶんだろ(^_^;) もうそれがわかったからって何なの?って思ってしまうな。

 ここまで散らばったままのいくつかのエピソードは、徐々に強制終了を見せ始めてきました。マナちゃんは無事合格。美咲さんと彰君は破局。めのうちゃんはそろそろカミングアウトにカウントダウンが止まらず、冬弥父は退場。

 それでもまだ、緒方さん、由綺ちゃんの動向は気になるところではありました。ってめのうちゃんまた冬弥君の部屋に・・・。

 そんなこんなで季節はもうバレンタインデーを過ぎ、突如として彰君が事故。。昔の、所謂トレンディドラマってほんとこんなしかなかったなぁ、とつくづく懐かしく思えました。


 もう収束は期待できませんが、劇的な終わりはまだ期待できる。それは決して感動を呼び起こすものではないとしても、この作品にどうイメージして記憶に残せていくかがかかっている(^_^;) あっさり忘れてしまうか、それとも何か残せるか。楽しみです。

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