ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第4話

吸血鬼のための地。それがヴァンパイアバンド。


 これまでにも増してカット割りが激しくなり、生ジョッキ4杯ほど飲んで帰ってきて見ていたら、多少ぐるぐる、っきました。


 ミナちゃんが日本に現われてある程度経ってから、見知らぬおじいさんが来日して我が物顔で仕切りだし、ヴェラさんやヴォルフさん、アキラ君までも蚊帳の外にしてきました。そんな中、ミナちゃんは初の記者会見を開き、存分にその威厳を放ち、彼女の大きさが確立することとなりました。。


 彼女が特区を認めさせたのには一重に財力。既に入り込んでいる多くの企業を用いて、国を底上げさせ、景気を上昇傾向にさせたのもすべてはこのため。万が一特区が否認されれば、そのすべてを引き上げさせるまでであって、それは脅迫であり、施しを引き上げるだけのこととも言えました。自分の利にならないことをし続けるほど、彼等は優しくはない。彼等にも守るべきものがあるからこそ、の行動。
 見方によっては彼等は救世主に等しく、それでいて決して気を許してはいけない隣人にも等しい。人の考えを理解できるかも知れないけれど、彼等は決して人にはなり得ない。

 おじいさんの中にいた裏切りもののおかげで、ヴァンパイアはより、真なる存在へと裏付けられ、世界は改めて"ヴァンパイア"を受け入れざるを得ない状況へと移りつつなってきました。どうみてもファンタジー、って思っても、己の目で見たことを疑えるほどの、ファンタジーではなく、何よりマスコミが受け入れてしまえば、世間の流れはほぼ定まったも同然なのかも。


 ミナちゃんがバンドを創りあげたい理由の一部も今回明らかになり、彼等とはやはり対立するにはあまりにリスクが大きく、共存することに対してはそれほど壁はないのかもしれない、と思えます。
 しかしそれは人としての想い、気持ち、考えに過ぎず、"国家"としての対応にはそのままは通じない。どう国がそれを受け入れるのか、或いはやはり対立を続けるのか。たとえ結果は見えていても、動向はまだ読めないように見えました。最終的にはやっぱカネかな。


 人ではない者との共存がいかに困難で、思っている以上に難しく、頭で理解できても、何かが許せない状況。それってつまりはどういった感情が作用しているのか、まだ自分は理解できていません。こちらが手を出さなければ安全、といわれても、その"こちら"が、一つにまとまっているわけじゃないのだから、何を持って切り替えされてくるのかもまた、わかったもんじゃない。現にあの生徒会の方、どうにかなっちゃってました・・・。

 あらゆる力を行使し見せつけてくるのではなく、あくまで"抑止力"として用いてくる敵こそ、戦えないものはない。
 けれどもし、ヴァンパイアの力を思い知ったその時にはもう既に、世界は変わり果てた後に思います。


 リアルな中に投じられた一つにファンタジー。この型にはまった物語は、真面目に作られていればいるほどおもしろいと思います。たった一つのイレギュラーを描くために考え抜かれた想像世界に、どれほどリアリティを感じさせてくれるのか。今後がますます楽しみです。

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この記事へのコメント

まぐ煮
2010年01月29日 06:05
こんにちは
まぐ風呂のまぐ煮と申します
いつもトラックバックありがとうございます

トラックバックを間違えてデュラララのものを送ってしまったので
できれば削除の方よろしくお願いします。
2010年01月30日 11:38
こちらこそいつもどうもです。
削除させてもらいました。
コメントいただきありがとございましたm(__)m

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