スイートプリキュア♪ 第23話

心の絆を、守りたい。


 突如プリキュアとなってしまったセイレーンの苦悩は深く、自分自身が今の状況に耐えがたいものと捉えていました。なぜ自分が、と。
 これまで自分が行ってきたことのすべてをなかったことになんかできやしない、それなのに今度は真逆の立場になって戦うなんてこと、してはいけない。それがセイレーンの答えの出せない葛藤。


 居場所がなく、気づくと再びあのピアノのある広場へと足が向いていたエレン。そこで出会った少年マモル君。彼は仕事でしばらく日本を離れてしまうという父親に対して、理解が出来ず、つい逃げ出してしまった子。
 響と奏、そしてエレンは彼を説得しようとしたけれど、二人とエレンは全く異なることを彼に伝えていました。エレンが言っていた「人は結局独りなんだ」という言葉は、間違った言葉ではなかったと思います。ただ、「独りだからこそ」という考え方をすれば、響と奏の考え方に繋がるのだということを、エレンは気づけていなかった。

 マモル君はお父さんのカバンから、自分を想って作ってくれた猫のぬいぐるみを見てあっさりw 心変わりしてくれたのだけど、エレンはそんな単純じゃないからね・・・
 そこをなんとかしてくれたのはやはりハミィ。最後の最後で彼女は再び、ハミィによって救われました。

「セイレーンは『今』、どうしたいニャ?」

 敵の攻撃によって哀しみに包まれていたマモル君たちを見て、セイレーンは考えた。「今」何がしたいか。これまでとかこれからとかより先に、彼女は今どうしたいかを問われ、素直に「守りたい」と思うことができた。

「心の絆を守りたい」

 それがセイレーンが悩み苦しみ抜いて出した答え。壊してきたものを直すことができるかできないか。取り返せるのか。資格が。あれこれ考えは尽きないし、何より過去はもう変えられないもの。
 自分が正しいと思うことを貫きたい。もう自分のせいで哀しむ人を見るのはイヤだし、絆が壊れていくところだって見たくない。それを守る力が自分にあるのなら、それを使っていきたい。

 セイレーンの立ち直りはかなり感動的でした。考えに考え抜いて、悩みに悩んで。そこに彼女の考え方の他に、生き方も見えたし、彼女から見える世界、人の見方も見えました。何よりもキュアビートがイチイチかっこよくてw 最高でした。


 バトルが終わって3人で海に向かっていた場面も良かったなぁ。

「涙は世界で一番小さな海。人は人と繋がることで生きていける。そして人は皆、心に海を持っている」

 音吉さんどこで見ていたのかw きれいにまとめてくれてたし。夕陽に向かって叫ぶエレンがまた心に響いて、止めの「ありがとう」でまた感動でした(>_<)

 今回は冒頭からとても演出が印象的で、何を描きたいことが明確でわかりやすかったし、構成もそれを踏まえてシンプルになっていて、何よりも「ここでエレンを!」という回に相応しいものになっていました。かなり良かったです。


 もうあと2,3話で新しいEDが見られるのかなー。次回もネコが敵にかw

スイートプリキュア(音符記号) オリジナル・サウンドトラック1
SMD itaku (music)
2011-06-01
TVサントラ


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この記事へのコメント

J-YUN
2011年07月30日 02:20
エレンの苦悩の理由は今回で明かされましたね。ハミィが歌姫に選ばれたことで彼女に嫉妬しそれが膨らんでいってしまったと。そしてまたその負の感情が再発することを恐れたわけですね。今回のハミィですが去っていくエレンを無言で見送るとこが意外でした、そして何がしたいのかとエレンの本心を引き出すとこが印象的です、いつも彼女には意表を突かれます。今回でようやく仲間になり、新たな一歩を踏み出すわけですね。ラストの海に向かって謝罪の言葉を叫んだとこが良かった、視聴者にも向けてるんだと思います。そしてファリー相変わらず腕組めないですね(笑)。
2011年07月30日 16:43
 ハミィって、プリキュアたちを導くと共に、自身の友人であるセイレーンを助ける、って目的も持っていて、それが「パートナー」としてプリキュアにも必要な心につながっているところが、かなり良いところに思いますね。心の動きも見えて構成もわかりやすいし、今後ますます楽しみです(^^)

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