ブラック★ロックシューター 最終話

痛みは避けるばかりではいけない。
痛みは痛みとして受け入れ、受け止め抱きつつ、
そして歩いていかなくてはいけない。


 一枚の絵から始まっているブラックロックシューターという作品は、このアニメでまた一つ、違った一面と形を創りだしてくれたと思います。そしてこの作品を通して、このアニメが伝えたい願いとかメッセージは、今の時代にするとあまりにストレートで、あまりに押し付けがましいと思われるかもしれない。それほどに素直に、まっすぐでした。自分はそこが、このアニメで一番好きなところでした。

 今期はこのゆうちゃんや、なつまちでの美桜ちゃんなど、サブキャラでありつつも、かなり難しい役どころを、阿澄さんは演じていて、見事に演じきっていたと思いました。あと忘れちゃいけないのが、あいらちゃんもね(^^)

 ゆうちゃんが逃げてしまった現実。逃げられるものであれば、誰だって、何度だって、逃げようと思ったことあると思う。誰だって痛いのは嫌だし、辛いことや悲しいことからも逃げ出したくなる、できるなら避けたくなる。痛い思いをしなくていい道があるのであれば、逃げ道があるのだとしたら、人はだれだったそちらに目が向いてしまう。

 けれどすべての痛みから逃げ出してはいけない。

 痛みは痛みがあってこそ学ぶことや知ること。感じることや誤りを正すこと。後悔することや、得られるものがあるんだということを知らなくてはいけない。そして、痛みからしか、それらを得ることができないことだって、多々あるんだということを、知らなくてはいけない。
 辛いから逃げ出すこと。それはよく簡単だというけれど、逃げることが簡単だなんて思わない。逃げることにだって、意味があるし、すべてから逃げないで立ち向かえるほど、人は強くはできていない。
 ただ、逃げてばかりでもいけない。

 じゃあどうすれば。
 そう思う自分がいるとしたら、もうそれは答えにたどり着いているということ。「じゃあどうすれば」と、悩むこと。それが答えだと思います。
 考えて悩んで。また考えて。道の選択は、一つひとつが容易ではないのだということ。生きる選択はそのすべてが、その人生の未来に繋がっているのだということを常に意識して考え悩むこと。そうすれば、一日の重みを、少しずつ理解して生きていけるんじゃないかな。そんなことをこの作品を見終わって感じました。

 簡単な道なんて、ろくなもんじゃない、くらいの気持ちで(^^) 日々、大切に生きていければ、その先にはよりよい未来があるんじゃないかな、って思うし、振り返れば、より濃い人生だったんだな、って思い返すことができるような気がします。


 ほんとちょっとしかない作品ではありましたが、とても大切な、シンプルなテーマを、そのままに描いてくれた作品でした。最後まで見て良かったです。廉価版のBOXがいつか出たらw 買おうと思います。





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