たまゆら~hitotose~ 第5.5話

動き出した、止まっていた時間。


 二期も楽しみなたまゆら。BD最終巻に収録されるTV未放送分が、AT-Xで先行放送されたため見てみました。もうだいぶ昔に思えるようで、そんなことはなくて(^_^;) 懐かしさと新しさが感じられる作品です。

 お話は花火大会。
 楓ちゃんが子供の頃、今回と同じように楽しみにしていた花火の日直前に、お父さんが他界してしまっていました。そのためその時の花火大会には行けず、その時着るはずだった浴衣も着れず。だから楓ちゃんは浴衣には少しだけ、悲しい想い出が一緒になっていた。そう、いつかのカメラの時と同じように。

 でも楓ちゃんは自分の周りがどんどん変わってきていることにも気づいていました。かおるちゃん、のりえちゃん、麻音ちゃんたちと出会ったことで、今まで見たこともない世界が広がってきていました。それは決して大げさなことではなく、一生心に残る時間として、心に刻まれるほどに大胆で、楽しくて、かけがえのない時間。

 あの日。おばあちゃんに頼んでおいて着れなかった浴衣を、おばあちゃんは最後まで仕立ててくれていたことは、楓ちゃんは想像もしていなかった。けれどおばあちゃんの「止まってしまった時間は必ず再び動き出すはずだから」という想いを聞いて、楓ちゃんは実感していました。
 あの日。時間は確かに止まってしまった。もう二度と動き出すことはないんじゃないか。そもそもどうやって時間は動いていたのかさえわからなく見失っていた。それでも、ゆっくりと動き出して、今、ここにいる。どんな哀しみも苦しみも、人はそれを忘れるのではなく、受け止めることによって、歩いていける。楓ちゃんはそれを身をもって大剣していたからこそ、おばあちゃんの想いを理解することができていたんだろうな。


 お父さんの失敗写真が、同じ花火の写真だったところ、ぐっと来てしまったなぁ。楓ちゃんと同じようにぼけぼけだったけれど、温かさがありました。木漏れ日を愛し、家族を愛してた父の面影。それは楓ちゃんのたからものとなりました。


 わかってはいても、彼等の創る人の温もりや、優しさは、いつどんなときでも心に伝わってきます。彼女たちが過ごしていくこれからの日々がまた見れる日が本当に楽しみです。小さな、大切な一瞬一瞬を、つい見逃してしまいそうな刹那の時間を、ゆっくりと大事に描いてくれる。二期もとても楽しみです(*^_^*)



 





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