劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影

友を想う気持ち。


 ハンターハンター初の映画化。
 現在2度目となるアニメがTVで絶賛放送中で、今回の劇場版はそのアニメのキャストさん参加によるものでかつ、原案は原作者による正統な物語でした。

 正直いってさほど盛り上がりもなく、終わっていったかな、という印象でした。この作品の魅力的なキャラの中に「幻影旅団」が存在し、彼等の活躍があんまりなかったのが一番の要因かな。あ、でもウボォーのバトルは嬉しかった(^_^)

 ただ、メイン4人による物語は、友としての関係がとてもよく描かれていて、さらなる結束、絆が固く結ばれた。そんな印象を受けました。

 ゴンが「キルアになら裏切られてもいいよ」という場面。もうそれは親友としては最上に位置した者に対しての言葉だったんじゃないかな。心から純粋にゴンはキルアを友達として捉えていて、絶大の信頼を置いている。もちろん「対等な」立場で物を言い合い、ケンカしながらなんだけど、それでこそ、だろうな。
 キルアもその信頼を真っ向から、あのきらきらした目で言われるものだから、だいぶ恥ずかしがってはいたものの、決して裏切ることはできない、と思っていました。イルミの影響はまだ多分に受けていたのだけど(^_^;) その中でキルアは今回かなり頑張っていました。思っていたよりキルアにスポットが当たっていたのが意外でした。


 「あれはもう穢土転生では?」って頭を過ぎったのは過ぎったけどw それにしてはまだ人が死んでなさ過ぎなんだということが今回、改めて知りました。ハンターハンターはまだ結構、ジャンプバトル物にしては、メインキャラが死んでません。原作まで踏み込めばもうちょっと主要キャラが退場はしているものの、あの時点では旅団の二人、あとほんと無駄に出てきた陰獣さんたち。本編も映画でもあれではほんと無残(^_^;)

 クラピカがオモカゲに対して念を使えたのはちょっと理解に苦しいところがありました。自分はてっきりあの能力は旅団以外には使えないもの、と、思っていたんだけど、あそこまで関係性が強ければ、例外もありってことだったのかな。どっちみち彼も旅団であったことには変わらないっぽかったし。

 でも改めて考えると、クラピカが「旅団」を「旅団」として認識している根拠って、あのクモのタトゥーや、本人申告でしかなく、万人に証明するものなんて何もない中の誓約と制約。とすると、半ば強引に思えた「私が旅団の一員とみなす」といった台詞と行動も、別に特別なものじゃなかったんだろうな。ヒソカのように、仲間諸共騙して旅団に入っていると偽っている相手がいたら、クラピカは念を使うし、それでペナルティが課せられることもないって道理。クラピカは元々があんな性格だから、ほぼイレギュラーはないんだ、ってことはわかります。これからも「元旅団」が出てくれば、クラピカは存分に戦ってくれそう。

 とはいってもバトルシーンはもうちょっとほしかったなぁ。団長もヒソカも。念魚とナイフだけじゃね・・・ ヒソカもまさか最後までトランプのみかと思ってどきどきでしたw


 そして次作。ネテロ会長しか映っていなかったけど、どこの部分かな。また原作者が原案を起こしてくれるのだとしたら、観に行きたいと思います。にしても0巻にあった原作者のコメントは衝撃的でした(^_^;)




劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 (JUMP j BOOKS)
集英社
冨樫 義博


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