惡の華 第一回「運命の出会い」

華は咲いたのか。咲いていたのか・・・


 蟲師の長濱監督と知って興味を持っていた作品。
 画はひどくリアリティを意識されたもので、ここ数年放送されている作品の中では、誰もがすぐに「それらはとは違う」ことが意識できる、独特のものでした。

 OPもなぜかキャストさんのお名前のほうがキャラ名よりフォント大きいのが気にはなったり、EDはまた特殊すぎて、ある意味作品全体のイメージを彷彿とさせる、異質なものでした。

 主人公の春日君は、本が大好きなごくごく平凡な中学生に見えました。多くの人が経験のある、つまらない「日常」が、きめ細やかな描写と共に描かれていて、それはひどくつまらないのだということを、つまらなくは感じさせない構成になっていました。それは終始流れていた音楽が、全くもってその情景とはすぐわないものだったからかもしれません。常に何かが訪れる。何かが崩れる、壊れる。そんな雰囲気で物語は包まれており、テストを返してもらったときのある女子学生の発言から、少しずつ、それは日常から、誰も気づかないくらいに少しずつ、はずれていく。そんな予感をさせながら、ラストで彼が見たのは、ずっと好きだった佐伯さんの体操着袋。


 華とは何を指しているのか。彼がどんな衝動に駆られてしまうのか。つまりそれが「運命の出会い」とでもいいたいのか。

 たぶんかなり好きなタイプな作品な気がするので、次も見てみます。




惡の華(1) (少年マガジンKC)
講談社
押見 修造


Amazonアソシエイト by 惡の華(1) (少年マガジンKC) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック