傾物語 第閑話「まよいキョンシー 其ノ貳」

この時代に飛んできた理由。それはやはり彼女を助けるためなんだと思う。


 ついうっかり、翔ぶ時間を11年前にしてしまった忍ちゃん。その事実を把握した阿良々木君は、帰る方法はあると知ると、なぜこの時間軸に飛ばされたのか、その意味を考えた。
 そしてすぐに思いついた。これは八九寺真宵を救うための奇跡だったんだと。

 けれど世界改変はよほどのことをしなければ世界線は変わらない。αからβに翔ぶにはもうそれはそれは数多くのやり直しを経て、唯一の選択肢を選び続けなければならない。でも阿良々木君の目的は彼女の死、そのものの回避ではなく、母を母の日に訪ねて行ったその「日」の、彼女の死をずらしたかったのみ。恐らく死の回避はできないのだろうと踏んでいた阿良々木君は、そのシチュエーションこそが、彼女を怪異にしてしまった根本原因と読み、母の日の、彼女の死を回避することにしました。

 結果、彼女の交通事故は、あわよくば阿良々木君本人がトリガーだったのでは!?という疑惑がかかりましたがw なんとか回避に成功。これで現代に戻れば、彼女の死は変わらずとも、彼女はもう怪異にはなっていないはず。

 そうして再びゲートオープンして戻ったら、
 世界は滅んでいた。


 物語とは時として唐突に、突拍子もなくイベントを差し込んで、飽きさせないようその努力が痛いほどわかりやすく組み込まれてくるときがある。けれどこの作品は相変わらず斜め上にしか進んでいかない(^_^;) 八九寺真宵ちゃんの、母の日での死を回避したことか、或いは他の行為に起因していたのか。それにしたってなにゆえ世界滅亡へと進んでしまうのか。ある意味、ダイバージェンス1%どころか、かなりの桁で超えてしまったのは間違いなさそうです。

 そんなに大事にはならないんだろうな、って勝手に思っていたまよいキョンシー。かつてないレベルで話が左右へと振りきれてました。とりあえずもう一回過去に戻ったほうがよさげだよね、、、


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