憑物語 よつぎドール

おわりのはじまり。


 ファイナルシーズン。最初の物語である憑物語。そこには斧乃木余接ちゃんがサブタイトルに据えられました。

 2年前も確か同じようなことを思った気がしますが、2時間があっという間でした。印象に残ったのは、結構今時には、都条例的に攻めていたほうだったように思います。特に月火ちゃん。だいたい上半身裸での登場が多めでした(^^) お風呂シーンはもちろん全裸でw

 しかし事の始まりはそのお風呂場。阿良々木暦の姿が、鏡に全く写っていませんでした。

 ちょっと前にふとしたことで受けた足の怪我は、実は思いの外重症で、でも治りかけていました。最初はちょっと治りが遅いと思っていた阿良々木君でしたが、むしろその逆で、早まっていた。さらにその相談をするため、影縫さんのところへ赴く際、夜道を歩いてきたことと、月光浴もできたことでより治癒は加速していた。
 その現象は、専門家曰く、一つの結論を導くに十分な情報量でした。
 それは彼の吸血鬼としての能力が高まっていること。それはつまり、人ではなくなってきていることを指していた。

 これまでの彼の行動がその原動であり、不用意に、という気持ちではなかったにせよ、何のリスクもないと思って行動してきていたことは事実。だからこそ、彼はその推論にほぼほぼ驚きはありませんでした。なるべくしてなっている。そう自然と受け入れることができていた。それは報いというよりは、対価であると。

 そのタイミングでなぜかの誘拐。あまりにもあまり。これは一気にたまたま押し寄せてきたものだと、阿良々木君は考え?ていたけれど、影縫さん、そして臥煙さんもそうはにわかに信じてはいませんでした。恐らくこれは人為的なものであると。ただその証拠や確証はなかった。けれどほぼ、間違いなくその元凶は、斧乃木ちゃんが考えていた推測どおりなのでしょう。ちゃんとした形にするように、人為的に操作されている。彼、彼女?の力で。
 その行為に、手折正弦さんは実にひどい扱いを受け、その扱いを受け入れざるを得なかったその状況に、自分自身腹立たしく思い、結果受け入れ、死を望んで去って行きました。。 本当にこの物語が人為的であったのだとするのなら、その黒幕には何の同情もする必要はない。


 彼女?が行おうとしていることは、世界視点で見ればあるべき行為なのかもしれないけれど、それが神の力であればどうすることもできない。でもそうではないのだとしたら、もうどうしたって従う理由は皆無。臥煙さんがそこに盛ろうとしてくれているところに、この物語の救いというか、終焉が見えてきたように思います。本当にうっすらと。


 物語の端々に描かれいてた斧乃木ちゃんの本当に可愛らしいカットのすべてを、画集にしてくれても構わないと思える多さでした。それがファンブックなるものにまとめられるのだとしたら、買わざるを得ません。さらにお声が早見さんだから尚の事です。もうまたしばらく「いぇ~い」が耳から離れなくなりました(^^)
 

 見たいようで見たくはなかったおわりのはじまり。始まりがあれば必ず終わりがなければ物語は呼べない。投げっぱなしの物語は、もはや物語は呼べない。物語を語るのであればそれは必ず、終わらなければならない。
 ファイナル・シーズン。この先の展開をまた心待ちにして、2015年を迎えることとなりました。2年ぶりだったけれどこの年越しは嫌いじゃないです。むしろ毎年あってほしいとさえ思うなぁ。
 とりあえずは来月のBlu-rayを心待ちにしています(^^)






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  • 憑物語 BS11(12/31)

    Excerpt: 第体話 よつぎドール 公式サイトから受験勉強に追い込みをかける阿良々木暦は、小さいほうの妹、 阿良々木月火と入浴していた。その時、暦は自らの体に現れた“見過ごすことのできない”変化に 気付いてしまう―.. Weblog: ぬる~くまったりと racked: 2015-01-11 19:24