灰と幻想のグリムガル #10

仲間とチーム


 ランタの立ち居振る舞いに、どうしてもリーダーという立場上黙ってられないでいるハルヒロ。かといって具体的にどうしてほしいということも言えずにいました。それは彼がデタラメにむちゃくちゃやっているわけではなく、むしろ考えての、彼の立場での、行動だとわかっていたから。

 口は悪いし、間も良い時は少ない。協調性という言葉はどうしたって当てはめられないし、ムードメーカーというわけでもない。どっちかっていうと独断専行で、仲間意識も低い。でも仲間想いじゃないのか、っていわれるとそうでもない。形容しがたい彼の性格は、もう既にそれが彼のキャラクターであり、ある意味彼が演じるべくして演じているポジションとも見えます。

 仕事さえきっちりしてさえいれば。目的さえ果たすことができるのなら、その過程はさほど重要視はしていない。ある種それがプロともいえるし、本当の意味での「仕事」とも見えました。彼は彼で考えてのこと。ただそれは単独であるとき。または集団行動でありながら、どこにもリーダーが不在だった場合のみ、なんとかなる立ち位置。彼等にはリーダーとしてハルヒロがいる。それはランタも認めてのリーダーであるはずなら、彼に従わないという時点で、協調性とか抜きに「仕事」としての立ち位置も、正当化される要素は何一つない。リーダーに不満があるなら意見を言えばいい。どうせ言っても無駄だと思って言わないのなら、不満がないから何も言わないのと同義。ランタは間違ってはいないけど、決してパーティーを理解しているとも言いがたい行動を取っていたと見えました。

 単に不器用なだけとも見えるけど(^_^;) 彼はやはり何か言いたいように見えたなぁ。それを自分から発言していない以上、残念ながら単にかまってほしいだけにしか見えない。仲良くなってとは言わないから、せめてチームを理解してほしいなぁ。
 ハルヒロの苦悩が、とてもよくわかる描き方で、言いよどむところや、感情の起伏が素晴らしく演技にも反映されててまたこの作品が好きになりました。


 物語はでっかいコボルトさんとのバトルで区切りかな。
 この作品の根底にある「考え方」が、とても好みであるため、久しぶりにアニメを見て原作が読みたいと思いました。ラノベってまともに読んだことないままだなぁ・・・ 購入はしてみて、アニメ原作のところくらいまでは読み進めてみたい。。




 


 


 
 

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