涼風 最終話

ありがとうより、「おめでとう」だ(^.^)


最後は秋月君が秋月君の考えで、言葉で
ちゃんと涼風ちゃんに気持ちをぶつけて、動かして手を繋ぐことができました。

「ごめんなさい。やっぱりわたし、先輩とは付き合いません。 わたし、好きな人がいるの。」

以前もあった演出でしたが、かなり長い無音の後の涼風ちゃんの台詞は、
その長さよりもっと、もっと思い悩んだ結果、選んだ答えでした。
彼女の中にずっと生き続けていたその過去は、
ようやく秋月君のおかげで思い出へと変えることができた。

人と一緒にいるということは、少なからず相手の人生を変えることには違いなくて、
それが「人を好きになる」という気持ちだとその揺れは最も大きくなる。
彼女の人生を、秋月君は明らかに大きく動かせました。おめでとうと、心から思います。
これからのことはまたこれから考えればいいんじゃないかな。
こうなるとは彼自身思ってなかっただろうからw
この先だってどうなるかわからないのは、わかってると思う。かなり大変そう(^_^.)


キャラ数が少ないにも関わらず、
存在感高く、物語も一本に近かったので、ちゃんとまとまってしまいました。

三橋さんがこの年代のキャラを演じていただけるというのは、
自分はたぶん初めて見た気がしたから、もうそれだけで相当嬉しい作品でした。

萌果ちゃんこと、細野さんもこれもまた相当がんばってたと思う。
着実に成長が見えたし、まぁ、聞いている側も慣れてしまった、というのはあっても、
かなり自然な会話が見られたと思うなぁ

そして秋月君な中村さん?彼にはなかなか言葉が見つかりませんw
実に微妙なラインで終わってしまったような気がします。
秋月君自体がかなり微妙だったというのもあるから、
もしかしたら普通のキャラなら案外普通なのかも。
でも最後で、

「いやだったら、離していいけど」

この台詞のとき、何か彼でよかったのかもしれない、と一瞬思いました。
気のせいかもしれないけどw 思いました。


ヒロインを好きになれた作品はかなり稀だったなぁ。

素直じゃない自分は、素直にキライだったはずなのに、そんなの全部わかっていても、
いつも真っ直ぐな彼を次第に直視できなくなっていたことに気づいて、
そしていつの間にか対等だと思っていた立場は一変し、自分が悪いような想いに。

それでも涼風ちゃんは過去を過去として受け取る以外に、自分の道はないと思っていた。
前へ進まなくてはいけない理由が、見つからなかった。だから乗り越えようという気もなかった。
どんなにその思いを堅く持っていても、秋月君はそれを上回る力で、
いつもいつもいつも真っ直ぐでした。

なぜ彼女は振り向いてくれないのか。
その理由を知っても、秋月君にはどうすることもできないように見えた。
けどそれでもはっきりと、今の朝比奈は間違っていると思った。

そこには好き、嫌いはもしかしたらあまりなくて、
今前へ進むことを恐れている彼女を見て、間違っている。
それだけは正しいと思い、秋月君は涼風ちゃんにはっきりと伝えた。

そしてそのことは、涼風ちゃんも正しいと感じた。

その一つのことを正しいと思った瞬間。二人の間の壁は一度になくなってしまいました。
それはやっとそこで、ちゃんと向き合うことができたから。
壁がなくなれば、その視線の高さは一緒でした。

「帰ろっか」って言って振り向いた涼風ちゃんは、
秋月君の思った通り、最高の笑顔で、
手を繋いだ時の無言の彼女は一番女の子な姿で、一番かわいかったよ(^.^)


この作品、途中どっか早送りなときもあったけどw 見れてよかった作品でした。
内容よりキャラが勝ってたと思うけど、おもしろかったです。

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