時をかける少女

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彼女は時の道を戻っていった。
繰り返し戻っていった。
自分自身のために友達のために、
そして彼のために。

今週はこの作品。
流石都内単館ということもあってか
先週のとは雲泥の盛況ぶり。
暑かったなぁ・・・。

こちらも評判通りでした。
好評な声を聞いて、実際に観てみて納得できた作品。
歳を重ねてひねくれてしまうとw
なかなか出会えなくなるもので(^_^;)
限りなく無情報で観る方法を取った方が楽なので、
ここ最近はそうしています。


タイムループのお話は気をつけてないと、
注意力散漫なのでw あっという間に置いて行かれます。
今回も実にあっさりでした。ちゃんと観ていれば終盤の、
「あれ?さっき0だったのに!」
と、真琴が気づく前に気づけたはず(^_^;)

でもそんなの感じさせない魅力がありました。
映画としてきちんとすべてが「映画」していた。
観終わってすぐに「おもしろかった」「観て良かった」と思えました。

エンターテイメントは常に一過性でなければいけない。
むしろ一過性だからこそ楽しめておもしろいと感じられる。
こういうとき、いつも少佐の言葉が思い出されます(^_^;)

どうしても既知のものとなっているストーリーには
意外性が欠けてしまうときがあって、
でもこの作品、そのストーリーを補い、
そして余りあるほどの演出と脚本とキャストと絵がありました。
つまり、完成されていました。

言い方は良くないかもだけど、
普通の邦画をアニメにしたかったんだろうか、と、
そんな印象も受けました。
場面展開、演出、そして脚本、どれにも感じられた。
特にラストは、実に日本の邦画、
或いはドラマらしいなぁと感じて見ていました。
すごいおもしろい、笑えるシーンもたくさん鏤められてて、
かなり楽しい時間が過ごせました。


彼女が常に、
最初から過去にしかタイムリープしていなかったことが、
最後への繋がりを予感させるものでした。
原作主人公の方がアドバイザー的存在で
出演していたのもよかったなぁ
きっとそこからも、また別の物語が戻って、生まれそう。


一過性とか言いつつも、またもう一度観たいなとも思いましたw
DVDやTVでいずれやるときがくると思うけど、
そのときはまた観たい。舞台が夏なだけに、夏にね。

一番好きだったのは真琴がラスト、ずっと走っているシーン。
時をかけ続けた彼女が最後に走り抜けていたあの夏の日。
大変よかったです。


「今、あの瞬間に戻れたら」

こんなことを思うのは誰もが一度や二度じゃないはず。
確かに戻れたら、今とは違う未来にたどり着けるかもしれない。

でも「たどり着けないかもしれない」

永遠ほど恐ろしいものはない。
ちょうど最近リセットがかかった作品を見ていただけにw
このテーマは自分にとってとても旬でした
(平等には比べられはしないけど)
あちらもこれくらい完成された終わり方ができるといいなぁ。



時間は常に流れているから"時間"と呼び、
人はただその道に乗っているに過ぎない。
1秒でも過ぎ去ってしまえばそれは過去であり、1秒先は未来になる。
今はこの一瞬でしかないんだということを、改めて感じさせてくれる。


音楽にはいつも例外なくやられてしまうので、シングルは買おうかな。
もう先に書いちゃってたけど、
この作品観に行けてすごくよかったです。
確かなる感動がありました(^.^)

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