コードギアス 反逆のルルーシュ 第9話

彼女は守るための戦い、変えるための戦いを選択した。


主点を2,3人で分けて、そのどちらからも訴えること。
それは劇中内で進めている本筋、ルル君の考えをより濃くするため、
多方面からの可能性を一つずつ潰していく意味合いがありました。

それにはスザク君との問答が不可欠になっています。
いわゆる「やられる前にやれ」であり「言われる前に言う」の実践。
迷い悩みながらそれでも信じる到達点が見えているルル君にとって
スザク君の思想は完全に正反対と呼べるものになっていました。

彼は常に内部からの改革を正としている。
その"正"は"正義"とは同じではないとは思っていても
何の理念も見せない黒の騎士団は、スザク君にとって到底理解できない組織。


個性付けはもうすっかりできあがっている割りに、
相変わらずサービスなのかわからんけど息抜きを入れてきてくれる。
ファンにとっては喜ばしいことでも、
根底で流れている重々しく、とてもじゃないが笑ってもいけないテーマは
どこまで描く気があって、描ける自信を持っているのか。
この作品だと過程より、やはり結果を求めてしまうな。
アニメとして何がやりたいのか、ってことを持っていると嬉しいなぁ。


カレンさんの特殊な立場を主点に、
再度ブリタニアとイレブンの格差、意識の相違
何を最優先にして今を生き抜くかという今という世界が語られた。

生きるだけなら、
多くの犠牲を払うことでそれほど難しい世の中にはなっていない。
むしろ日本より秩序という面では過ごしやすくなっていると。
誰かに管理されて生きるのは「生かされている」と等しいものの
現実的にはそう変わりはないから、彼らはずっと生活を続けられていました。
ただ意識はもちろん違う。
人として、という意識とプライドはほぼ捨てなくてはいけない。


正義の味方を続けて、感謝されていた黒の騎士団。
通常の活動は単なる義賊にしかなってはいませんでした。
夜しか活動できないから
カレンさん寝ぼけてキャラ違いなところを見せたり(^_^;)
冒頭の下着姿もパーフェクトでした。ありがとうございます。

相変わらず生徒会のみなさんといるときだけは
がらっと雰囲気が変わっていつも楽しいところが救いなんだろうな。
いずれあの生徒会も崩壊の一途を辿っていきそうです。
こちらではシャーリーに感謝の意を(^_^;) いつもかわいい。猫かわいい。
会長さんはいつもですがw 自分としてぎりぎりですw


あとはブリタニアの方たち。
オレンジ卿こと、ジェレミアさんたちは
少しずつゼロに、ルル君に近づく気配が見えました。
みんなが一同に返す日が待ち遠しいです。


薬の配送所?に押し入った黒の騎士団。
そこで薬に浸かっていた人々の中にカレンの母が。
カレンはどうしても、あれほどまでに嫌いで、尊敬の念もなく
愛情もないと思っていた母を捨てることはできませんでした。

彼女だって守りたかった。
母も、そして自分も。

過去を振り返る時間よりも、今は、
今と未来を変えるためにやらなくてはいけないと思ったこと。
自分の信念を貫くことが、二人を救う手だてに他ならなかった。


実に今回も完成されていたエピソードでした。
そしてやはり、2話を1話にしているように見えちゃうんだよなぁ。
これくらいのペースが今風であったり、
これ以上伸してもぐだぐだになっちゃうからかなー

カレンが今手にしている日常や、母との僅かな思い出、
あーなってしまう直前の描写を是非見てみたかったです。
実はまだ用意されていたらかなり嬉しい。
そうすれば最後の彼女の涙も、
あんなに簡単に流されずに重みあるお話になれたと思う。
カレン大好きだからこう思ってしまうだけか(^_^;)

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