僕等がいた 第24話

矢野君のお母さんがかわいいと思うところがどこかというと、
給料訊かれて、紙にマジックで書いて提示するあたりがかわいいです。

あんなにも話のわかる親がいたら毎日が楽しいだろうなぁ。
きちんと話せば理が通るところや、少女なところ
一人の人間らしく無茶するところや、
安定を求めているようで日々をきちんと生きよう、としている
姿勢、というと大げさだけど、そんなところが感じられました。

子供の自立心を尊重しつつ、さらに自分もまだ歩き続けている、
そんなところが、普通と比較すると不安定に見えたりするんだと思った。
良い悪いじゃない一人の人間としての生き方が素敵に見えました。


素直になること。

簡単なことほど難しいのだと、七美ちゃんはずっと思っていて
だから彼の顔がしばらくまともに見られないでいました。
でもこのままじゃ気持ちは離れていって当然だし、
さらに矢野君が引っ越してしまう!?ということを竹内君から訊いて、
本当にこのままではいけないと思い、思い切って彼の家を訪ねた。

そこで矢野君のお母さんにももちろん会ったのだけれど
お母さんの顔もまた、まともには見られないでいました。
でも本当は、その顔はとてもとても優しい笑顔でした。

ずっとずっと迷っていた七美ちゃん。
確かめたくてどうしようもなかった。
心のどこかで、言葉はもう足りないのではないかと思っていたんだと思う。
自分がYESと答えるものに彼は無条件にYESと答える。
些細なことに対しても信じてあげられる保証というか
確約のようなものをつい、無意識に求めてしまっている。
それほどまでに彼女は彼のことが好きで、だから不安が大きかった。

そんな彼女の苦悩は、彼女をどんどん押しつぶしていっていました。
これ以上ないというくらいに彼のことが好きなのに。。

精一杯の心を持って、彼女はここで彼に素直になりました。
彼が一時も迷っていないと言ってくれたこと。
今自分が悩むことができているってことは
今、一緒にいられるからこそ悩めることなんだということに
彼女は気づくことが出来ました。

今まで以上に離れることはない。そう堅く信じることができたから、
だから彼女は彼にとって今、必要な選択を示しました。
今彼に必要なのは自分ではない。
でも少し先経ったら、永遠に互いが互いを必要とする日が訪れる。
夢でもなければ不確かな未来でもない、
それが絶対に確かなる日だと信じることが、七美ちゃんにはできました。



今思う気持ちの重要性は何ものにも代えられないとはいっても
フィクションだといっても(^_^;) ノンフィクションでも
距離の差って想像できないくらいに大きいって思うんだけどなぁ。

でも今二人はこうして仲直りもできたし
前よりも信じられる気持ちが強まったのは事実でした。
矢野君の保険には、ただただ感服でした。


でも予告では既に後悔している七美ちゃんがいた(^_^;)
あと残り2話。彼が旅立って、とてもきれいな終わりが待っていそうです。

"僕等がいた 第24話" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント