N・H・Kにようこそ! 最終話

いよいよ来てしまったクライマックス。
最後は奇跡なんかよりももっと壮大な、
実に達弘さんらしい終わり方でした。

生きて良い理由、生きるための意味。
見つけることじゃなくて考えることの大切さ。


おもしろいようにこれまでと、この一話は別格で、
GONZOであることをここでようやく思い出せた程。
素直に期待していたものが見られました。感動です(^_^;)


迷い、挫けて、なぜ自分だけがこんな目にと思うとき、
よく人は生きる"意味"を考えてしまう。
でもそれって、自分は考えても意味はないと思う。
考えることに対しては否定しないけれど
それで何かを見出そうとすることは間違っていると思うし
そもそもそれは「探す」という行為に似た「縋る」って行為だと思う。


岬ちゃんに追いついた達弘さんは、
彼女の一言一言に反論の余地が自分には一切ないことを知りました。
それらはつい最近まで、自分もそう思っていたことだったから。

生きている理由がない。
そう自分でも思っていても、今目の前で崖から飛び降りようとしている人を
「じゃあ、さようなら」と見過ごせる人だったとしたら
達弘さんはここまで来るわけがない。

間一髪彼女を抱きかかえた達弘さんは
彼女の不幸の元凶が何なのか、一瞬で答えに達しました。それはすべて、

N・H・K
日本引きこもり協会であり、
日本ひ弱協会であり
日本悲観協会の仕業であると。


生きるためになら、死のうなんて考えることがないのであれば、
「縋る」ことにも意味が出てきてしまう。
つまりは何と比較するかであって
天秤の片側がもし生死なのだとしたら、
もう片方に何を置いても決して傾き動くことはない。
何を置いても、命に勝るものは絶対にない。

だから、岬ちゃんのせいなんかじゃない!


ここからは達弘さんの奇跡、、、もとい
そんなのよりももっともっと壮大な妄想が始まりw
奇しくもそれがラストにして圧巻でした。
精神世界にいけばいいってわけじゃないけど、こういうの本当に好きです。
描きたいものをアニメとして起こしたのなら、
こうあるのも、全然アリかなって(^.^)
最後の最後まで妄想で締めくくるあたりも、感動でしたw


タクシーの方のお言葉でちょっとオチは気づけるよう作られていましたが、
もうそこはそこ、達弘さんらしい素晴しい締めくくりでした。
岬ちゃんが泣きながら
達弘さんの頭をぽかぽか叩いていたシーンもよかったなぁ。
格好なんて考えているような人に、リアルは感じない。


エピローグも実に明るく、木漏れ日が見えた(^.^)
ここまで見せてくれればもう満足でしたし、見てきて良かったです。
彼らのこれからは幸せだけが続くなんて誰も思わないし、
苦しいことの方がきっと多いってのも理解が出来ます。
それでも彼らが選んだ理由は達弘さんが最後に言った言葉、
ダメだダメだと呟きながら生きていく、それでも、

「いつまで持つかはわからないけど、出来る限りはやってみるさ」

これが彼が出した今の答えでした。
素直に素晴しいと感じてしまった(^_^;)

この言葉を「当たり前」と思える人は、彼のような岐路に立つことはなくて、
逆に人生いつかここにたどり着く人は、
「がんばる」って言葉が本当の意味で理解できる人なんだと思うな。



思い考えることが殊の外多い作品となってしまいました。
達弘さんの結果からいえばただの一言、

お腹が空いたら働くしかない。

これだけでした(^_^;)

 小林さん・兄でこの結論には一度達していたからこそ、達弘さんの場合はきっと違う側面で来るんだろうな、と勝手に想像していたら見事に裏切られた格好にw じゃあそれでも繰り返してきた理由はなんだったんだろ、って考えるとそれは充分"答え"に相当していたからだったんだと思う。
 "働かなくても生きていける術"が手近にあるのなら、そちらに流れ落ちていくことなんて容易に想像が付くし、楽して他の楽しいことに人生の時間を使いたいと思う気持ちはわかるから。
 じゃあなぜ働かないといけないのか、と考えること自体はとても良いことだと思う。仕事に没頭しそんな暇なんてない、っていう人は働いているんじゃなくて"働かされている"に過ぎず、それでもお金がもらえて、自分の時間がある程度確保できるなら、或いはその先のビジョンが明確に見えているならまだ生きていると呼べるけれど、ただひたすら繰り返し、日々を繰り返して、それこそ職人のような会社員はどーなんだろ、とか、そんなことをこのアニメ見ながら思ってたりしました。ありがちな話。目新しい話でもない。でも一度や二度は考えた方が、って思うこと。



10月に歌が切り変わってなぜこの作品にこんな歌が、と思ったあの時。
前々回くらいからその理由わかってきて、そして今回すべてが収まりました。
この歌で良かったと思えるところまできた(^_^;) 音楽が本当によかった。

いろんな意味でも毎週大変楽しめて見ることが出来ました。
岬ちゃんをラストに、って展開もベストでした。

 言うに事欠いてかなり感想とはいえない、
 単なる考えを羅列してきた感も、気恥ずかしい言葉も多いけどw
 考える時間になっていたのも事実なのでそれもよかったのかな。
 (ってまた文体がおかしいので、これでもちょっと直したつもり・・・)

間はいろいろあったもののw 全24話。
とっても笑えたところもあったし岬ちゃんかわいかったし、
どん底を見せられたところもあったし、笑えないところも多々。
ちょっと考えさせられるところもあったし。あと岬ちゃんかわいかったし!

キャストさんはどなたも素晴しかったんだけれど、
強いて上げるとやはり達弘さん@小泉さんが見事でした。
最初と最後はかなり違って聞こえるとも思いました。


個人的にメインテーマ以外に感じたことは
大事なことはやっぱり話すことであること。
日々のカウンセリング然り、お隣さんの山崎さん。瞳先輩。委員長さん。
本当に引きこもってしまうとまず第一に"人に会わなくなる"
これが一番危険なことだと思っていたんで、
その点達弘さんは相当恵まれた引きこもりだったんじゃないかな。



達弘さんのこれからの人生。
きっとまたたっくさんの陰謀が来るんだろうw
でももう引きこもってないし、朝も起きれるし、一人でもない。
それらがずっと続くとも思ってはいない。

ただ、出来る限り続けていきたい。

この気持ちがあるかないかで、
人は大きく変われるんだということを、教えてもらえたと思います(^.^)

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