地獄少女 二籠 第13話

何気ないその僅かな行動、
明日には忘れてしまっているであろう些細な行動にさえ、
誰かの怨みを買っている可能性は十二分にある・・・。

物語はいつも通り(^_^;) 重々しいものありましたが
遊びすぎなあいちゃんがちょっとだけ救いでした。
あと飲酒運転は絶対にいけません。


通り魔連続殺人事件。
被害者たちに一切の関連性がないために、
その事件は通り魔の犯行であると断定されていた。
そこには「Vの悲劇」というサブタイの意味と共に
彼、久住貴八さんの怨念が込められていました。

事故で家族を失った貴八さん。
辛うじて娘さんの命だけは取り留めていたものの、
事故からずっと意識不明という状態で
貴八さん自身も、余命幾ばくという病に冒されていました。

彼の復讐はあと一人というところで身体がついていかず、
止む無く地獄通信の力を借りようとしたため、
あいちゃんたちに予備軍としてマーク。

いつも何を根拠にあの時点でマークしているのか知りたいなあ。
ボタンを押したくても押せないでいる人って結構いてもいいのに。
何を持ってマークする対象に選ばれるんだろ?
やはりあいちゃんの能力だろうか。


今回の依頼者の直接マーク役は一目連!
と、なぜかあいちゃんときくりまでもがご一緒。
3人とも貴八さんの経営する居酒屋のバイトになって捜査開始です。
まさかあいちゃんのはちまき姿が見られるなんて(^_^;)
その後のおでん屋でのシーンでもだったけど
最近のあいちゃんの積極性、というか好奇心というか
目覚ましいものがあります。絶対接客業向いてないからw
ウインナーを食べるカットはもう完全に趣味の領域になってた(^_^;)


彼が狙っていたのは、
彼の家族を奪った事故の後、現場に入っていたTV中継で
リポーターの背後に集ってTVに映っていた人間たちでした。
つまりは単なる野次馬。
彼らは示し合わせていたかのように、
全員がピースサインをしながら嬉しそうに携帯片手にTVに映っていました。

もちろん彼らには罪はない(よね。。)
だから貴八さんの怨みは単なる逆怨み扱いになってしまう。
でも本当に誰もがそう言えるかというと、
そうではない状況だったということも明らかでした。


決して忘れてはいけないことは、いつもいつもそうだけど
そう簡単に命を消してはいけない、というごくごく当たり前のこと。
 フィクションだから許されるとは安易に思っていないからこそ、
 この作品はその代償の重さもある程度描いているんだと思います。
 正直それは足りてはいないとも思う。でも狂ってしまう人間の多くは、
 悩んだり考えたりする時間も、相談する相手もいない、だから
 "何かのせい"にするのだけはやめてほしいな。。


もちろんTVに映ってきていた彼らに貴八さんへの悪意はない。
なぜTVカメラが来ていたか、そこでどんな惨事があったか
リポーターの声は聞こえていたのか、聞こえていなかったのか。
何がどうしていようとも貴八さんにとって、
すべてが許せるものではませんでした。

残り僅かの命をどーでもいい彼らのために使う貴八さんの寂しさと辛さは
非常に哀しいものがあったな。。

あの野次馬たちが憎くてしょうがないという気持ちは少なからずわかった。
だからといって悩んだ末に殺人、となってしまったら
何かもが取り返しが付かなくなってしまう・・・。
仮にすべてを承知で行っているとしたら、それが一番怖い。


今時ピースサインをしている人は数少ないとは思うけど(^_^;)
彼は最後の力で地獄通信へアクセスし、最後の一人を地獄送りに。

しかしその後、きくりのキスで
意識不明だった貴八さんの娘さんが目を覚まし、
その報が彼の耳にも入ってしまった。

これがあいちゃんがいっていた別の代償ということなのだろうか?
明らかに操作されての結末には見えたけれど
それも知っての発言だったのか・・・。

どうせ地獄行き、という人間が依頼者になっても
待っているのはもちろんその地獄もあって、
加えて、それまでの代償は別途ご精算、という感じかな。
確かに彼にとっての最悪は最後に訪れていたといえました。


だんだんと、地獄より怖いものが何なのかがわかってきて、
どちらも地獄、といういつかの輪入道の言葉が蘇ります。

ほんの少し、たとえ無関係だったとしても
他人の気持ちをわかろう、察しようという気持ちがあったら、
起こりえないお話でした。


次回予告ではきくりがあいちゃんたちのポジションに!?
彼女の存在意義はほぼ興味ないけどw 能力はちょっと気になる・・・。

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