ぼくらの 第4話

 彼の強さは、絶対が崩れた瞬間にすべてが崩れました。

 次なるパイロットは小高勝君。
 彼の考えは特殊というよりも"一つの"考え方に過ぎない。それを絶対と信じることは個人のものなのだから自由であって、誰からも何かを言われる筋合いもなければ問題もありません。押しつけるようなことや、他人に迷惑にならないようにすれば勝手にやっていても世界に関係はない。

 端から見ても決して素直に尊敬に値しない父でも、勝君にとっては「選ばれた人」であり、十分に尊敬できる父親として形成されていました。即ち父は絶対。

 彼は事、「人の死」に対しては常軌を逸しているところがありました。生きることも死ぬこともどちらの始まりも終わりも運命である。
 他人の"終わる瞬間"に彼はある種の興奮を覚えていたのではないだろうか。人の命の重さは平等ではないということを真顔で言ってのける彼は、誰に対しても正直であり、繕いのない人間にも見えました。別にキレイゴトを言っている人間が、、という意味ではないのだけれど、真実からは遠くもないのでは、と。間違っているかという問いに対しては、まともに答えようとするとかなり難しい質問にも思えます。どう答えても「だからといって・・・」と繋がりそうな気がする。


 千鶴ちゃんが言っていたように、今回の敵は街の破壊を躊躇しているように見えました。向こうの機械にも子供たちが乗っているのだとしたら、事態はさらに残酷さを増していくものになりそうだなぁ。。

 ちょっと変わった車を乗っていて、戦闘現場近くに居合わせていた勝君父。案の定、と言って良いんだろうな。戦いに巻き込まれてお亡くなりになりました。勝君は死をとても特別なものとして認識していながら、いざ肉親の死となると別。それは"自分"とそれ以外と考えていた彼にとって、"自分"の中に家族が、父が含まれていたと考えると、実に真っ当な思考に見えました。自分の死を自分で見て認識できるか、ってことになって、そんなの普通いきなりできるわけなくて、だから勝君は父が圧死した直後、正気を失ったかのように敵に攻撃を。止めどなく流れ出る涙を拭うことなく、敵を殴りまくり、見事コア破壊。そして勝君も死亡。
 敵の正面にあった面。その模様がなぜか15個あったのはたまたまかな。。思わず数えてた(^_^;) 思わせぶりなところも実は多いのかな。


 ようやく明確にコエムシから、彼らに戦いの代償が語られました。最後の戦闘機がまた気になる、とてもいやらしい演出で、まんまと次がまた見たくなりましたw 思惑通りにはまっている、って感じる作品はあんまりないので非常に楽しいです。

 次回は対になっているのかはわからなかったけどサブタイは「弱さ」。2週にお一人ペースは今の内だろうな。。


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