おおきく振りかぶって 第6話

 投手の"投手への"執着心。

 1話目で思った「捕手の自信」が崩れるときが訪れました。ここからが楽しみです。どう変われるかで作品が振れる。今回が最初の判断点になっていたと思います。結果は既存の漫画が続いて大人気なところを見ればわかりきっているから、それも込みで楽しみ。


 野球が好きでもない。むしろ嫌いな方なのに毎週見ているこの作品。魅力が何かと問われれば、それは単純に「読み合い」ただ一点。もしも実際の野球で、毎イニング、打席毎にここまで選手たちの意図がわかるようになっていたのなら、ここまでおもしろいものになるんだ、とわからないなりにw 思いました。より知れば、自ずと見えてくるものなんだろうなぁ。

 三橋君のあまりの挙動不審にイラだちが募るものの、その他はすべてがノーマルを超えているため楽しいです。キャストも存じ上げない方は多いけれど決して悪い方はいない。善し悪しは「作品に合っているか」だけで、全員がきちんとポジション通りこなしていると感じられます。特に、というとやはり捕手、阿部君。彼のポジションは主役を凌駕しているため(^_^;) 相当大変で、きっとやりがいもあるポジションと見えました。
 そんな彼が今回、相手チームの奇策に惑わされるお話でした。彼の自信はスポーツをやる上で必須であり、決して奢りとかじゃない。勝つためにはまず「勝つ意思」がなければ何も始まらないということを実践していました。その意思が軽薄な三橋君にも教えようと全身全霊で教え込んでいた。

「まさか自在に左右に投球を振り分けているとしたら」

 7回裏。その可能性に懸けた織田君は一球目、目を瞑って見逃し、来るであろう予想していた内角シュートを見事三塁打。打てる4番、とはまた違った一面ではありましたがここで阿部君は崩れました。ただ可能性が残っていたのは、この瞬間、三橋君が直感で「ヤバイ、そこは打たれる!?」と感じていた点。まさにこれからを予感させるシーンだったと思います。
 どうやったって、何を優先したって、投手は打たれたらダメだという、基本的なことを三橋君は知りました。

 次のホームランはクセを読んだだけとはいえ、これも改善の余地ありといえばありでした。こっちはわかってしまえばすぐ改善できるだろうしなぁ。わかるまでが大変なのか、どうか。

 ここで三橋君も崩れそうだったんだけど、持ち直すことができました。彼の特筆点はコントロールと"あの投手としての執着心"
 次回で決着がつくけど、この試合で彼らが得たものは、わかっていたけど非常に大きかっただろうなあ。

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