精霊の守り人 第七話 「チャグムの決意」

 かわいくて賢くて健気なチャグム君。成長が目に見えてわかることは、きっとこの上なく嬉しいことと思います。

 再び束の間の休息の時を得たバルサ姉さんとチャグム。新しいお家も借りて新しい生活の始まりとなりました。タンダもきっと少しは彼女の旦那、父親気分なはず(^_^;) お店の人にはすっかりでした。

 チャグムの決意とは、彼が一人で考えて悩んだ末の答えでした。自分がいることでバルサやタンダに多大な苦労をかけているとわかり、これからは一人で生きていこうと、そう彼は決意して二人に話しました。もちろんそれは軽く笑われてしまったのだけれど、皇子である彼がそこまで思い詰めていたということ。立場を理解し、状況を把握し、何が重要で危機なのかもきちんと理解していたということが、きっとバルサにとっては嬉しかったんじゃないかな。答えは今回ちょっとはずれてしまっていたけれどその気持ちは紛れもなく成長と捉えてよいものと思いました。


 宮廷サイドではチャグムの死が確定事項として事後処理が進められていて、シュガにもその事が伝えられた。そうして彼は碑文解読の任から解かれることに。静かに号泣していたのが短いシーンだったけど印象的でした。


 チャグム君は"お金"の価値を目の当たりにしたことも、今回の決意を固める上での後押しになっていたんだろう。お金がなければ何もできないという現実。まだそのお金がどのようにして稼がなくてはならないのかということは、どこまでわかっていたかは見えなかったけど、どれほど大事なものなのかはわかっているようでした。生きるためにはお金がいる。それはチャグム君にとってショックはかなり大きかったんだろうな。ここはよくありがちな「お姫様が城下町にきてびっくり」な(わかりづらい、、)お話でした。ちょっと違ったのは、彼はそこに不便さを感じながらも同時に苦労さも感じ取っていたことかな。


 今回はものすごくゆったりとした時間が流れていて、かつ画のクオリティがいつもながら尋常ではないため、"生活"がすごくわかりやすく見て取れました。町での生活と家の中での生活から、世界と時間が存在していたと思う。あと久しぶりに「今週ノ飯」が更新(^_^;) タンダが頼んでないのに出てきた料理、「ギショ」と、三人が新居で食べていた「しし鍋」がピックアップされていました。相変わらず旨そうです。ししは脂がちょっとなぁ。。


 終わり際に実は干ばつの危機は去っていないことを読み取った星読み士シュガさん。物語は再び動き出しそうでした。
 次回はようやく短槍のメンテナンスに。思えばメンテのことって1話目からバルサは言っていたんだよなぁ。しかもその鍛冶屋でどなたかとばったり遭遇すると。

 またあの鍛冶屋がキャラ濃かったらどうしよw 一筋縄ではないだろうな(^.^)
精霊の守り人 第1巻 (初回限定版)
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