精霊の守り人 第二十二話 「目覚めの季」

 「俺は、精霊の守り人だから」


 何の得にならないことでも、できる立場にいる者が、それをやらないことが罪。それがジグロ信念でした。

 追手をすべて倒し、ジグロは最期までバルサを守り、そして死んだ。彼を倒せたのはやはり、病でした。人では勝てる気配すらなかったから。。

 一通りお話を聞いたチャグムは、自分の身と卵を守るためにバルサに武術を習い始めました。彼の成長。ここまでも多々見られたのだけれど、今回で一旦留まりそうでした。そう思えるほどの高さまで来ていたと思う。

 「俺は、精霊の守り人だから」

 軽く泣けてきました。何も身の回りのことすらわからなかった子が、当たり前のように覚えていって、とても信じられない運命を背負い、逃げて、泣いて、立ち直って。。別に自分が育てた訳じゃないのに、ただ見ていただけだっていうのに、感動してしました。トロガイ師も似た気持ちを抱いていたんだと思うなあ(^_^;)
 彼が一生懸命稽古しているシーンも同じで、なんとかしてほしい、なんとか生きてほしいって。


 今回は彼の成長と、予想外?にタンダの告白が(^.^) 彼の言葉にすぐに言葉が返せなかったバルサ。出た言葉も、

 「どうしたもんかね。あんた、いい薬持ってるかい?」

 って。あの表情。なんともかわいいバルサでした。彼女を悩ませるだけのことはできたタンダ。諦めないでほしい。幸せが目に見えたのなら、是非それを叶えたいと思うのは間違っていないし。きっともっとずっとずっと前から想っていたことだろうし。
 彼女には一欠片もその気はないのかもしれない(^_^;) それでも彼には諦めないでほしいって思う。


 タンダの望んだ幸せは、わかっていたことだが、季節の流れと共に崩れだしてきた。ナユグに引きづられ始めたチャグム。彼の見た光景はまさのこの世ではありませんでした。



 英雄という名の生贄。

 ジグロの考えは最期までわからないままだったのは、いろいろ考えさせられるところでした。なぜ、あの時バルサを救おうと思い直したのか。彼は最期まで彼女を守り通すことが出来ていました。そして途中から、二人の生活が楽しいとまでに変わっていた。そこには彼の孤独と強さがそうさせたのではないかと思いました。そして武人と、父としての一面が生まれた。
 なかなか到底まとめられていませんが(汗) なんとなく、彼が目指していたものはきっと、ひどくシンプルであったんだとも思うな。


 いよいよ次回から狩穴を出て最後の地へ。チャグム君の衣装、またかっこよさそうで楽しみです。

精霊の守り人 3
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