RD 潜脳調査室 第8話

囁くゴースト。


 誰も自分の脳を直接見た人はいない。電脳という技術が確立してしまったこの世界では、現代でも起きている"改ざん" が記憶へも及んでしまう。その危険性は重々対処していながら、やはりこれも悪い意味での日進月歩が、そう簡単に終わらせてはくれない。
 今回の幽霊騒ぎは、電脳特有の疑似体験でしかありませんでした。

 余剰エネルギーの効率的利用。
 聞こえはかなりよさげで、現代でも、ソウタさんが仰っていたとおり、珍しくはない考え方。けれどそれはあくまで端末など機械に限ったことで、電脳にも当てはまるかどうかは、まだ法では定められていないようでした。
 どこからが倫理といえるのか。その定義付けを明確に、便宜上でもある程度納得できる範囲で定めなければ、犯罪は防ぎようがない。きっとそれでも隙間を縫って出てきていたバイトなんだろうな。


 今回お話自体はたいして珍しいものはなく、どっちかっていうと退屈な方でした(^_^;) でも描きたかったところは"電脳"そのものの、あの世界での在り方な気がしました。どれほど浸透していて、何ができていなくて、何が課題になっているか。

 ミナモちゃんは電脳ではないから、授業中もかなり大きめのヘルメットのようなかぶりものをされていました。あれが電脳ではない人用に簡易に用いられる機械みたいでした。具体的にあれで何ができるかまではわからなかったけれど、少なくても視覚情報くらいなら、メガネでいいのにって思いました(^_^;) けれど見るべきところはやはりあの大きさかな。技術の進歩はダウンサイジングが最もわかりやすいので、逆にあの大きさで、技術の余地が多分にあることを意味していたのかもしれないなぁ。にしてもでかかったw


 都市伝説化していたハルさんはちょっとおもしろかったです。全体的に今回のお話って今までかなり色が違っていたのが印象的でした。冒頭の生徒たちの会話もやや不自然だったのが気になりました。その会話からは、彼女たちの日常がほんの少し見えたけど。

 あとはラスト。結局一番怖いのは「昔は怖い話嫌いだったけど今は好きになったんだ」ってところ。ここって何を意味していたのかわかりませんでした。記憶を知らない間に改ざんされている可能性、というよりは性格、趣味趣向は時間と共に変化して当然なものを、ミナモちゃんが「怖い」と感じていたことが、ポイントだったのか。。。その当然な変化の要因に電脳が加わっていることが怖い、ってことだったのかな。
 恐れている事件、可能性は一角は攻殻で描いているから、敢えてここで同じレベルのものを見れるとは思っていないのだけれど、まだそれら事件事故が頻発していない時代なのかな。

 今回はハルさんまるっきり出番なし(^_^;) あ、目に付いたのはユキノさんの食事の量かなw もうあれいらない。それともあそこにも何か今後の布石があるのか。。ただ食い過ぎなだけな気がw

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