鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第39話

エルリック兄弟たちとスカーたちが一同に揃い、部隊は再編成されました。目指すはブリッグズ。


 両親の敵であるスカーと対峙したウィンリィ。スカー自身も、ウィンリィに対して罪の意識は大きく、すべてを委ねる覚悟を持っていました。けれどウィンリィは裁くことはしなかった。けれど同時に許すこともしませんでした。ただきっと両親なら、と考えて、彼の怪我を診てあげただけに留まりました。

 ウィンリィがどれほど気持ちを抑えて、感情を、涙を堪えて耐えたか。エドやアルには痛いほどわかっていたはず。殺すことはもしかすると簡単なことかもしれないけれど、そこから得られるものは微々たるもので、憎しみの連鎖は続いてしまうことになるかもしれない。
 それは決して望んではいない。
 生きる術があるのなら生きなくてはいけないし、救える命があるのであれば、まず救うところから始めなければ、戦争が途絶えることは決してない。

 キメラ化してしまった兵士を怒鳴りつけるアルの場面や、同じイシュヴァール人として違うアプローチをしているマイルズの場面からも、それらの想いは感じられました。戦争が引き起こす様々な悲劇は、どう考え方を、見方を変えても、避けられることもできなければ、耐えることもまた辛いだけでしかありません。。


 芝居を打つ、という手法はこの物語に於いて時折出るけど、今回のエドは一番気が気でなく、乗り気でもなかっただろうな。大切な人を、よりによって大嫌いな人に託さなくてはならない状況。はらわた煮えくりかえる思いをぐっと堪えたところは褒めてあげたい(^_^)


 しかしブリッグズが安全だと思って実行されたエドたちの作戦でしたが、その砦がセントラル兵に埋め尽くされているという報が入り、急遽アルが吹雪の中砦へと向かうことに。
 その途中アルにフラッシュバックしてきたのは、アルフォンスの肉体。ここにきてアルの魂が肉体に引き寄せ始めるという、新たな危機が迫ってきてしまった。。

 なんとかして魂。精神が、逆に肉体を引き寄せたいのだけれど、その力関係を変えるのは難しそうでした。アルの孤独な戦い。アルなら、と、信じたいです。

 着実に国土錬金術の準備も進んでおり、人柱も計算ではあと一人、というところへ。今時点で真理の扉にもっとも近い人物が、人柱へと選ばれてしまう。もう残りは後数名しかいないな。。


 今回より新OP・EDでした。絵にはほぼ最終戦に残るであろうメンバーに絞られてきてましたし、特にOPでのラスト。真理の扉が砕ける場面はかなり印象的だったなぁ。


 次回いよいよホムンクルスはじまり物語。ここを通るともう最終章は近くなるなあ。

WEB拍手を送る



鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 6 [DVD]
アニプレックス
2010-01-27

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


"鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第39話" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント