鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第44話

浄化されたはずのその記憶は、絆として己の魂に刻まれる。


 リオールの街でロゼと再会したアル。その街ではさらにもう一人、アルの父である、ヴァン・ホーエンハイムとも再会を果たしました。
 二人が最後に会ったのはもう何年も前になるから、互いに何を話していいのやらわからないままでした。でも父と子、という関係には違いなく、特に言葉は必要としませんでした。
 たとえ側にいない、近くにいなかったとしても、子は"父親"という存在を意識して育っていたし、父親もまた、子を忘れる日はなかった。何よりアルは父親を尊敬もしていました。

 リオールという街は、一端エドたちが救ったように見えて、その後暴動が起きてしまい、最終的には復興の方向へと歩んでいる街。その暴動は「血の紋」の一つになっていたわけだけれど、この街はある意味、エドたちが望んだ結果として最も理想的なものになっていたんじゃないかな。

 奇跡を信じている時間があるのなら、自分で歩き出せ。
 エドがロゼに伝えたかった言葉は、ちゃんと彼女、そして街全体へも伝わっていました。人間本来が持つ力は、思っている以上に大きいものなんだということ。その結果として今のリオールがあるように思います。苦労すればいいってわけじゃないんだけど(^_^;) 得てして見えてくるときって、そういう苦境で築けていけるものなんだと思います。

 エドがちょこっと行方不明なままだったので、一足先にホーエンハイムから経緯を聞かされたアル。徐々に登場人物たちの記憶が共有されることで、既に収束は始まっています。


 今回はもう1つ。強欲 グリードさんがかなり久しぶりに出てきました。中にはもちろんシン皇子 リンさんが入ったまま。彼は一端リセットされて再作成された身であるため、本来以前の記憶は持ち合わせていないはず。なのにフラッシュバックしてくる過去の記憶があるのはなぜか。それはやはりリンのいう通り、

 一重に記憶、仲間との絆は"魂"に刻まれているため。

 魂と記憶の話は以前、エドとアルも話していたけれど、それとはまた少し違ったシチュエーション。同じなのは魂にこそ、すべてが刻まれているというところであり、切り離せるのはせいぜい躰くらいなもので、それ以外はすべて魂に宿っているのだということ。

 リンはこれを勝機の一つと捉え、グリードを追い詰めていました。でも彼は完全に彼を支配しよう、という身構えにも見えない口調だったなぁ。「強欲」の名を冠するのであれば、という彼の生き方そのものに訴えるかのような、叫びでした。


 あと忘れてたけどw エドも久しぶり(^_^) 体力つけるために常に食べてましたが、既に全開です。主人公だしね。チビ言われるのも久しぶり過ぎてて、あのやられ役でしかなかった軍人さんたちが不憫でした・・・。髪型もポニーになるとふと、前期が思い出しました。終盤って感じは変わらないな。


 次回はグリードvsラース再戦。果たして今度の強欲はすべてを手にするため、憤怒 ラースを倒すことができるのか。

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