夏雪ランデブー 第10話

「俺の顔、どこ行った・・・」


 気づいたら葉月君の容姿は島尾さんへと変貌していた。でもそれは絵本の作者。あの世界の創造主でもある島尾さんの仕業でした。でもそれがわかったからといって事態は何も好転せず、むしろ悪くなる一方。島尾さんはもう、彼に体を返すつもりはなく、彼を亡き者にしようと!?

 場面が変わって、葉月君がある森を歩いているとそこにはまた店長が。また夢かと思いきや彼女の隣には自分が。その自分を店長が「島尾君」と呼んでいて、当の自分はというとなんかふわふわしてて、物には触れなくて・・・ それはまさに、かつての島尾さんそのものでした。彼が死んで3年間ずっと、ふわふわとストーカーをしていた状態と、今の葉月君は一緒。完全に入れ替わってしまった・・・

 それでも。それでも葉月君は自分を見失うことなく、且つ、店長のことを想って涙するほど店長が好きでいました。その強さは本当にもう、どうしようもないほどに彼女のことが好きなんだということ。自分でもなぜ?と、思えるほどに好きだからできていたこと。葉月君の想いは、島尾さんにも十分伝わるほどで、島尾さんも気づいていました。


 葉月君に対し、非情な物言いをしていた島尾さんでしたが、それが決して許されないことだと、彼は知っている。だからこの山に来たのだし、夏雪草を持ってきた。それに六花さんの想いも、知ってしまっている。

 気持ちはいつか移ろうもの。でもそれは以前の気持ちを忘れてしまう、ということではなくて、次の想いが生まれるということ。結果それはどんどん薄らいでいってしまうときもあるかもだけれど、六花さんにとっての島尾さんは、どうしたって消えることはない存在。それを島尾さんもわかっていたのだけれど、それでも葉月君のことが恨めしく思うのは仕方ないし、何より彼だって、今だって、彼女のことを心から愛している。


 一瞬最悪のエンディングが過ぎったけれど、それはなんとか避けられそうです。次回でとうとうおしまい。再びプレスコ作品に出会い、再びその作品を素敵だと思えるものしてくれた松尾監督に感謝の気持ちでいっぱいです(*^_^*)


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